TIBCO EBX® Software導入における最大の成果は、ビジネスユーザーがよりリアルタイムにデータにアクセスできるようになったことです。
Solutions Architect, David Cuellar氏
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導入効果 |
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強固なデータガバナンス、業務ユーザーへの情報支援、顧客体験の向上
ネットスペンドは大量かつ多様なファイナンシャルデータを保有していました。しかし、それらのデータは唯一の情報源として統一されておらず、高度な活用ができませんでした。
同社はTIBCO EBX® Softwareの導入し、これまで時間のかかっていた手動のプロセスを改革することができました。簡素化、整流化した効率的な業務プロセスによって、顧客やパートナーへのサービスを向上させることができました。
デビットカード業界の成功には、優れた顧客体験が不可欠です。ロイヤルカスタマーやアンバサダーによる口コミ(リファラル紹介)が、新規顧客の大半を占めているためです。ブランドロイヤルティ戦略として、ネットスペンド社はモバイルアプリやアラート通知などの利便性、および安心・確実なサービス提供を重視しています。TIBCO EBX® Softwareは、全社のデータ流通を迅速化し、データの透明性を確保することでデータの問題を解決し、同社の卓越した業績に貢献しています。
「優れた顧客体験はお客様のロイヤルティを高め、お客様は自発的に「ブランドアンバサダー」になって下さるのです」とソリューション・アーキテクトのDavid Cuellar氏は述べています。「顧客体験とは、つまるところ容易でシームレスな体験ということです。システムの存在にお客様が気づかないようなシステムこそが最高のシステムといえます」
ネットスペンドの業務フローは、TIBCO EBX® Softwareで管理されています。業務ユーザーは、自ら業務フローを操作し、新たな商品やプロセスを定義しています。これがガバナンス機能であり、とても重要な役割を果たしています。規制対応や日常業務の管理やコンプライアンス対応などプロセス全体を調整し、ルールの遵守をシステム的に確保するのがEBXの役割です。
EBXは当初、IT部門のためだけに導入されましたが、適用範囲を大幅に拡張し、全社的な利用に至りました。「EBXによって監査が最も改善されました。お客様が実際に目にするものを社内でも同様に完全に把握できています。我々は唯一の真実の情報源(SSOT:Single source of truth)を手に入れました」とCuellar氏は言います。「多くのことを自動化し、整流化することでヒューマンエラーは激減しました。これこそが当社のトランスフォーメーションです」
経理チームと法務チームがEBXの社内エバンジェリストであり、コンプライアンスチームがそれに続きます。全社員が何らかの形でEBXを利用しており、「EBXに何を入れよう?もっとEBXでできることはないか?」がというやりとりが日常会話となっています。