2021/07/20

次世代のデータ仮想化でデータサイロをビジネス機会に変える

データから逃れることはできません。データは、ほぼすべての新たなビジネス機会や重要な業務の中心に位置します。
データは顧客との関わり方や、業務の進め方、サービスのイノベーションに関する情報を与えてくれます。そうなると、当然データは多ければ多いほど良いと考えませんか?

しかし、それは全てのデータを効果的に管理できる場合に限られます。データは無数のアプリケーション、データベース、データマート、データウェアハウス、オンプレミス、クラウドなどあらゆる環境下に分散しているため、すべてのデータにアクセスするだけでも大変な作業になります。さらに、このような問題は、企業が成長し、純粋に利用可能なデータが増えるほど大きくなります。変化し続ける競争環境で優位に立つためには、企業組織は革新的なテクノロジーソリューションを活用しなくてはなりません。

ここでは、そのような革新の一つであるデータ仮想化について見ていきます。データ仮想化は、企業組織のデータサイロ化をビジネス機会に変えるイノベーションです。

次世代のデータ仮想化がもたらすイノベーション

分散したデータサイロの問題を克服し、より良いインサイト、より大きなビジネスバリューを得るためには、より多くのデータソース、より多くのデータに接続する必要があります。TIBCO® Data Virtualizationは提供しているコネクタ数を3倍に増やし、ストリーミングデータを含む、約350のデータソースに接続が可能です。

これは、他のデータ仮想化ベンダーと比較して、3~4倍にも及ぶるコネクタを提供していることになります。また、必要なコネクタが見つからない場合や、独自にコネクタを作成したいといった場合は、TIBCO Data Virtualizationが提供しているコネクタ開発キットを利用することで、データエンジニアは独自のカスタムコネクタを簡単に作成することができます。

このテクノロジーイノベーションを活用する準備はできていますか?

TIBCO® Data Virtualizationは、他ベンダーの3~4倍の数に及ぶ約350のコネクタを提供しています。

データ仮想化を使ったデータサイロの克服

多くの企業で、既にデータ仮想化を活用して、サイロ化していたデータを集約・統合するようになっています。実例として、世界最大級の通信事業者はTIBCO Data Virtualizationを利用し、110以上のソースに分散している顧客データを統合し、カスタマーアクティビティの360度ビューを構築しました。

この企業は、必要なすべての顧客データを手に入れたことで、カスタマーエンゲージメントの向上、カスタマーサービスレベルの向上、解約の減少を実現し、数百万ドルの純利益を生み出しました。

今日、データはあらゆるところに存在しています。
しかし、それは全てのデータに正確にアクセスし利用できて初めて価値があるのです。

一例をご紹介しましたが、こちらのホワイトペーパーで次世代のデータ仮想化イノベーションを活用し、データからより大きなビジネスバリューを得るための方法を見つけましょう。
Next-generation Data Virtualization Has Arrived(英語)

Shannon Peifer

本ブログは2021年2月8日にShannon Peiferが執筆した“Turn Data Silos into Opportunities with Next-Generation Data Virtualization”の日本語翻訳です。原文(英語)はこちらをご覧ください。

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