2024/10/18

アドバンスド

ビジュアライゼーションのカラースキームの再利用方法

このコンテンツでは、ビジュアライゼーションのカラースキームの再利用方法について説明しています。
本コンテンツで利用したバージョンは、Spotfire Analyst 14.0です。ご利用環境によって、一部画面構成が異なる場合がありますので、ご了承ください。

はじめに

ビジュアライゼーションに適用したカラースキーム(配色、色の組合せ)を他のビジュアライゼーションにも適用させたい機会はないでしょうか。

Spotfireでは自身で設定したカラースキームを使いまわすことが可能です。

本コンテンツでは、製品ごとに固定の色を適用させたい場合や特定の数値やルールに基づいて色を分けたい場合などに役立つビジュアライゼーションのカラースキームの再利用方法をご紹介します。

※複合グラフではプロパティの「色」タブがないため、カラースキームを適用できません。

カラースキームの再利用方法は3つあります。

①分析ファイル内の他ビジュアライゼーションから適用
②文書のカラースキームから適用
③ライブラリやローカルに保存されたカラースキームを適用

使い分けとして、①②は分析ファイル内でカラースキームを再利用したい場合、③は特定の分析ファイルによらず、ビジュアライゼーションに対してカラースキームを再利用したい場合に用います。

カラースキームの適用方法

分析ファイル内の他ビジュアライゼーションから適用

他のビジュアライゼーションで使用されているカラースキームを適用したい場合、「プロパティ」>「 色」でカラースキームアイコンをクリックして行います。

「ビジュアライゼーションから」を選択し、適用したいカラースキームを用いているビジュアライゼーションのページ・ビジュアライゼーションタイトルをクリックすることで適用できます。

補足

現在のビジュアライゼーションで使用されているカラースキームを他のビジュアライゼーションに適用することもできます。

「カラースキーム」アイコンをクリックして一番下に記載された「ビジュアライゼーションに適用」を選択します。

「ビジュアライゼーションに適用」ダイアログにおいて、現在選択しているビジュアライゼーションのカラースキームを適用したいビジュアライゼーションを選択できます。この機能では、ページをまたがってビジュアライゼーションに対してカラースキームを一括で設定することができます。

文書のカラースキームから適用

カラースキームを文書のカラースキームとして保存することで、分析ファイル内でカラースキームを再利用できます。

「カラースキーム」アイコン>「名前を付けて保存」>「文書のカラースキーム」を選択して保存できます。

保存する際には、「文書のカラースキームの保存」ダイアログで「新規カラースキーム」または「既存のカラースキームの置換」を選択します。

文書のカラースキームが保存できたら、「カラースキーム」アイコン>「文書のカラースキーム」を選択することで、保存したカラースキームを適用できます。

ライブラリやローカルに保存されたカラースキームを適用する

ビジュアライゼーションのカラースキームは、ライブラリやローカルに保存できます。

「カラースキーム」アイコン>「名前を付けて保存」>「ライブラリー項目」または「ファイル」を選択して保存できます。

  • ライブラリー項目:ライブラリに保存
  • ファイル:ローカルに保存

ライブラリやローカルに保存したカラースキームは、「ライブラリーから開く」または「ファイルから開く」を選択し、カラースキームを選択することで適用できます。

以上のように、Spotfireではカラースキームを効率的に再利用することができます。

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