モバイルウェブ 小売店のアプリは来店促進に効くのか?公式スマホアプリ 1098人アンケート調査 資料ダウンロードはこちらモバイルウェブ 小売店のアプリは来店促進に効くのか?公式スマホアプリ 1098人アンケート調査 資料ダウンロードはこちら

閉じる閉じる

2020/06/25

集客・販促

意外とおろそかになっていない?飲食店の集客に必要なWebツールとは

飲食店を探す際にインターネットを利用する人は少なくありません。
店舗側もインターネットを利用することで店舗情報やメニューなどを宣伝できるため、コストを抑えつつ新規顧客のみならず常連客にもアプローチし、売上アップを図ることが可能です。
この記事では、飲食店の集客を目的としたデジタルマーケティング戦略に欠かせないWebツールについて解説します。

インターネットの活用、詳しくないから……と敬遠していませんか?

インターネットの普及に伴い、飲食店を探す際にインターネット検索を行う人が増えています。多くのお客様に来店してもらい、売上アップを図るためにはインターネットで自分のお店や料理の写真、さらには価格を紹介するなど活用が欠かせません。しかし、インターネットにあまり詳しくないからと一歩を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

インターネットを活用すれば集客力が高まり売上アップにつながることはイメージできたとしても、実際何から始めたらいいかわからない人もいるかもしれません。また、インターネットの活用を難しく感じてしまい、身構えてしまう人もいるのではないでしょうか。

インターネットを活用した集客にはさまざまな方法があり、どれを選ぶかによってかかる費用は異なります。費用をかけても思ったほど売上アップにつながらなければ意味がありません。費用対効果を狙うのであれば、比較的安価な集客方法をいかに有効活用していくかがポイントとなります。

会員管理やメルマガ配信もできる

飲食店の売上を伸ばすためには、新規顧客の開拓だけでなくリピートしてくれるお客様を増やすことも大切です。
リピーターを増やすためにはお客様に最適なサービスを行う必要があるため、顧客情報の管理が欠かせません。インターネットとWebツールを活用すれば顧客情報の管理がしやすく、タイムリーにメルマガ配信を行うことができます。こういったインターネットの活用は、大手飲食店をはじめ多くの店舗が積極的に行っています。

飲食店の集客にインターネットを活用することは、それほどハードルの高いものではありません。インターネットを活用した集客はチラシなどアナログの方法と比べてより広範囲に情報発信ができることがメリットです。

比較的安価な方法を選べば費用対効果も期待できます。個人店や店舗数が少ないと、手が付けられずにいるオーナーもいるかと思います。小規模向けの安価な顧客管理ツールもあります。ぜひ集客ツールを活用して売り上げアップを目指しましょう。会員管理が行えるシステムは後ほど紹介します。

Webを活用して一見さんを獲得しよう

飲食店の集客を上げるためには、新規のお客様に来店してもらうことがポイントとなります。新規顧客の獲得につながるWebの活用法を探ってみましょう。

新規顧客を獲得するためには、まず店舗の認知度を上げることが大切です。店舗があることを知られていなければ来店のしようがありません。店舗の情報をWebに掲載することで、より幅広いターゲットにお店の存在をアピールすることができます。

初回来店の促進はメディアやSNSを活用しよう

ランチや宴会で使う飲食店を選ぶ際に、口コミや検索した情報を参考にする人は少なくありません。そのため、まずは検索したときに店舗の情報がヒットすることが大切です。新規顧客を獲得するために、ぐるなびやホットペッパーグルメなどグルメサイトへの登録やFacebook、Instagram、X (旧Twitter)、LINEなどSNSを活用しましょう。

X (旧Twitter)やインスタグラムでお店を宣伝しブランディングを行うときは、お店の雰囲気が分かる写真だけでなくハッシュタグの活用も意識してください。他店の投稿も積極的にチェックすると、ターゲット層となるお客様が検索しているキーワード探しに役立ちます。地域やエリア、業態によって検索されるキーワードは異なります。お店に近く、来店してもらえそうな顧客層に見てもらえるようにハッシュタグの内容は精査しましょう。

また、魅力的な投稿には積極的にいいね!をつけていきましょう。いいね!をつけてもらったユーザーがお店の投稿を見に来てくれる場合が多くあります。オープンしたばかりのお店やWebを始めたばかりのお店は特にフォロワー数が少なく、投稿をなかなか見てもらえません。最初は小さな努力をこつこつ積み重ねることが成功への近道です。努力の結果、お店のファンが投稿を拡散してくれるようになれば、お店の評判は次第に広がり、SNSでも高い反応率が期待できるでしょう。

またメディアを活用する場合は、お店のターゲットとなる顧客層に合わせてメディアを選ぶことをおすすめします。グルメサイトは複数あり、それぞれ利用者の年齢層が異なります。飲食店の情報を掲載する際には、店舗のコンセプトやターゲットの年齢層に合ったメディアを選びましょう。

食べログは幅広い年齢層に利用されており、ぐるなびは30~50代に多く、Rettyは都市部の20~40代に多く利用されているように思われます。ヒトサラは利用者の7割が女性のようで、一休.comは高級レストランの情報を掲載するサイトです。

メディアはメリットばかりではない

グルメサイトは気軽に情報を掲載することができ、有料広告にすれば目立つ場所に表示してもらえたり、上位表示で注目が集まるメリットがあります。

しかし、グルメサイトにはデメリットやリスクもあることを忘れてはなりません。例えば、店舗にとってあまり好ましくない口コミが投稿されると店舗の評価が下がってしまいます。また、グルメサイトの利用者は8割以上が新規顧客であるとも言われており、集客効果が長続きしにくい点があればデメリットにもなります。成果が出ているのか、出ていないのかをしっかりと見極め、出ていないのであれば対策を行うことが重要です。

メディアはあくまでもお店を知ってもらうツールです。店舗の看板はその前を歩く人にしかアピールできませんし、来店者の口コミで広まるにしても限界があります。しかし、グルメサイトに情報を掲載すれば、より多くの人に店舗の存在をアピールすることが可能です。

しかし、グルメ情報サイトは、メリットもデメリットもあります。情報を掲載しているだけでは十分な集客効果は得られません。グルメサイトやSNSなどのツールは、店舗を認知してもらうためのツールになりがちであることを理解しておきましょう。

店舗の会員組織を作ろう

グルメサイトやSNSなどネットを利用して新規顧客に店舗の存在をアピールした後は、店舗を訪れてくれたお客様にリピーターになってもらうようにしなければなりません。リピーターを増やし、ゆくゆくは店舗のファンになってもらうためには店舗の会員組織を作ることがおすすめです。

店舗の会員組織を作るメリット

1)オンライン上でお客様との接点ができる

一度入店したお客様に再度来店してもらうためには、お客様との関係を構築していくことが必要です。ブランド/店舗独自の会員組織を作ることによって、オンライン上にお客様との接点ができます。

例えば電話での問い合わせ対応も工夫ができます。従来の電話だけでなくWebフォームで受け付けられるようになれば24時間受付ができるほか、都合の良いときに返信ができるため非常に便利な手法です。

限定セール開催の告知もタイムリーに行うことができます。お客様が望むサービスを提供することで、再度入店に導くことが可能となるのです。

2)アプリプッシュ通知やメルマガ配信が可能になる

一度入店したお客様に再度入店してもらうためには、店舗の情報をお客様にお知らせすることが欠かせません。ネットの会員組織を構築しておけば、プッシュ通知やメルマガ配信などが行えます。

スマホアプリをダウンロードしたユーザーに対して情報提供できるのがプッシュ通知です。プッシュ通知は1クリックでホームページやアプリのメッセージを開ける手軽さから情報の開封率の高さが特徴となっています。

メルマガはDMを発送する場合と比較して大幅にコストを抑えて宣伝できることが魅力です。大事なイベントの告知や、キャンペーンの実施の際に大いに活躍してくれるメッセージ手段です。

3)お得なクーポン配信で、お客様を囲い込む

お得に店舗利用をしたいと考えるお客様にクーポンを配信することは効率の良い集客方法です。アプリでクーポン配信をすることで再度店舗を訪れる動機付けになるため、お客様の囲い込みが可能になります。

紙媒体のクーポンと比較してアプリのクーポンはいつも持ち歩いているスマホに届くため、利用しやすいことがメリットです。クーポンは新規顧客向けのものや一定の金額以上の飲食をした場合に割引されるもの、お誕生日月に利用できるものなど、ターゲットに合わせて特典を設定できます。

またメディアを通して配信する「ばらまき型」クーポンになりがちです。お店に到着してからクーポンを検索して利用されてしまうのでは、単なる値引きツールになってしまい、来店のきっかけとしてクーポンが上手く働いていないといえるでしょう。

その点、会員組織から送る会員限定のクーポンであれば利用者を限定できるため、さらにお得な内容のクーポンを配信できるはずです。

興味のある内容で割引率が高いクーポンが届いたらきっとひとつの来店理由につながるでしょう。お店の会員にならないともらえない特別なクーポンをもらえる点もお客様にとっては魅力的なポイントです。

「モバイルウェブ」なら安価に実現できる

「モバイルウェブ」で店舗アプリを構築することにより、プッシュ通知やフィーチャーフォン向けのメルマガ配信、SMS機能、ターゲットに合わせたクーポン配信など集客に向けたさまざまな機能が利用できます。

集客に必要な機能が揃っていれば、アイデア次第で再来店の促進や客単価アップが見込めます。しかし、いくら効果的な方法だったとしてもコストがかかりすぎては意味がありません。「モバイルウェブ」は充実した機能がありながらコストを抑えて導入できる点も魅力です。

会員に再来店を促し、リピーター育成を

店舗の集客数を上げるためにはスマホアプリを導入しただけでは十分とはいえません。
お客様ごとの属性や趣向を把握することで一人ひとりのお客様に最適なコンテンツの配信を行うことができ、ひいてはリピーターを育成することが可能となります。

お客様がスマホアプリに会員登録をすると、性別や年代、職業、趣味趣向といった顧客の属性やどの店舗に何度来店したのかという利用履歴が取得可能になります。これらの情報を元に分析を行うことで、クーポンを未使用のお客様がどれくらいの割合でクーポンを使用してくれるのか、アプリを利用しなくなる可能性があるお客様の割合、お客様が好むメニューの傾向などの情報を把握することが可能です。

顧客に合わせてクーポン/プッシュ通知配信を

お客様ごとにアプリの利用状況や店舗の利用回数などは異なります。そのため、顧客の属性や利用履歴に合わせてクーポン配信を実施することで、よりニーズに沿った情報提供が可能です。

公開クーポンはアプリをダウンロードした人が広く使えるもので、より広範囲の人に店舗の利用を促すことができます。

アプリをダウンロードし会員登録した人が使える会員共通クーポンは会員の定期的な利用が期待可能です。会員の中でも利用回数や利用金額の高い人が使える会員限定クーポンはお客様とより深いコミュニケーションが期待できます。

さらに、店舗限定情報の配信も実現します

チェーン店など複数の店舗を展開している場合、店舗ごとに営業時間やメニューが異なる場合があります。
スマホのGPS機能を利用してお客様の現在地から最も近くにある店舗を検索できるようにしたり営業時間など店舗限定情報を配信したりすることで、お客様の来店を促すことが可能です。

会員の属性や利用履歴に合わせて情報を配信することができるようになれば、利用回数が多い人や利用金額の高い人は、これまでよりもお得に店舗を利用できる仕組みを作ることもできます。その結果、特典を享受するためにリピーターとして店舗に再来する人が増え、固定客の増加につながるでしょう。

上記のようなクーポン作成やプッシュ通知配信は「モバイルウェブ」のWeb上の管理画面から行うことができます。基本的な操作を覚えればすぐに使いこなせるようになります。

これらのシステム支援はNTTコム オンラインにご相談ください

新規顧客の獲得に苦慮している、一見さんは来てくれても固定客として定着しない、クーポンを作成して配布したが売上にうまくつながらないなど、飲食店の集客で悩みを抱えているなら一度NTTコム オンラインにご相談下さい。
NTTコム オンラインでは、集客に必要な機能を搭載したアプリの開発やシステム支援を行っています。

応用編 「モバイルウェブ」を使った飲食店の集客

「モバイルウェブ」を提供するNTTコム オンラインは集客を目的としたスマホアプリの開発だけでなくCRMに関する支援を行っており、さまざまなニーズに合わせた細やかな対応が可能です。

プッシュ通知を使った雨の日集客

雨の多い6月、7月の梅雨の時期は、行列のできる店や人気店を除いて客足も遠のいてしまいがちです。しかし、雨の日限定のサービスチケットや雨の日限定のメニューを用意し、他の店との差別化を図ることで集客につなげられる可能性があります。

こうした情報をプッシュ通信で発信すればお客様の目にも留まりやすく、店舗を訪れるきっかけ作りにもなるでしょう。

クーポンによる分散来店

すべてのお客様に一律かつ同じタイミングでクーポンを配布するのではなく、年齢や性別、来店回数などによって配布するクーポンを違うものにしたり、クーポンが利用できるタイミングを変更したりすることが可能です。

その結果、お客様の来店を分散させることができ、店舗の混雑緩和にも役立ちます。スタッフはゆとりをもっておもてなしができ、常連客もゆったりとした空間で食事を楽しめるなど、双方にとってメリットです。店舗経営のノウハウを活用してクーポン/プッシュ通知配信を出し分けしてみてください。

フォーム機能を使ったキャンペーン集客

新商品や新メニューが出たときにより広範囲の人に認知して欲しい場合や売上が落ちる時期に安定した売上を確保したい場合には、プレゼントキャンペーンを行うと効果的です。

プレゼントキャンペーンに応募フォームを用いることで、年代や性別を問わず幅広い層が応募できます。応募フォームには年代や性別などの顧客情報を記入する欄が設けられていることから、そのまま会員登録につなげることも可能です。もちろん、キャンペーン応募フォームに顧客満足度アンケートを組み合わせて顧客のニーズを探ることもできます。

スクラッチ機能を使った抽選で当たるクーポン配信

スマホの画面上に設定されたスクラッチカードをこする動作をすることでカードが削られ、当選者に割引クーポン券やポイントなどがプレゼントされる抽選機能を利用すれば、参加者を楽しませることが可能です。店舗で使える割引クーポン券が当たれば、店舗を訪れようという動機付けになり集客につながります。

プッシュ機能でスクラッチの告知をすることによって、アプリのアクセス数も増やすことができるでしょう。

おわりに

ここまで、飲食店の集客に効果的なものにはどのようなものがあるのかについて言及してきました。

多くの人がスマホを所有するようになってきたことに伴い、飲食店の集客もインターネットの活用を視野に入れざるを得ない状況になってきました。チラシやフリーペーパーなどアナログの手段や来店した人のクチコミでは、店舗を宣伝できる人の範囲がおのずと狭まってしまいます。

インターネットを活用することによって、より広範囲の人々にアピールをすることが可能です。また、インターネットを活用するメリットとして、費用を抑えられることも大きな魅力であるといえるでしょう。

またオンラインでお客様と接点を持つことは集客につながることも解説してきました。

これだけ多くの企業がアプリの活用に取り組んでいる理由は、やはり売上に繋がるからです。最近ではアプリのリニューアルに関するご相談も増えてきました。顧客管理は経営を考える上で会社として取り組むべきという考え方が根付いてきている印象です。

店舗はお客様と接点を持つことによって顧客データ・行動データを取得でき、どのようなニーズがあるのかを分析することができます。時代の流れと共に顧客接点も増加している中で、グルメサイトやグルメアプリなどのメディアやSNS、公式の店舗アプリなどはお客様と店舗が直接関わることができる接点です。

お客様に満足してもらえるようなサービスを提供するためには、お客様のニーズを正確に理解することが大切になります。それぞれの客層に合わせた適切なサービスを提供することができれば、集客につなげられます。

グルメサイトは新規顧客の獲得をするためにはとても効果的ですが、一度来店したお客様にリピーターになってもらうためにはグルメサイトに登録しているだけでは十分とはいえません。店舗アプリを導入し、グルメサイトとうまく使い分けすることによりメディアの会員を流入させ、自社の会員として囲みこむことが可能となります。

費用を抑えた会員組織作りをご支援

店舗の集客を図るためには、客層ごとのニーズに合わせた適切なサービスを提供するCRMが欠かせません。
お客様の行動データの収集や分析を行ってデータ化し、蓄積したデータに基づいてターゲットとなるお客様のニーズに合ったアプローチを行うことで、店舗への再来を促すこととなるのです。

NTTコム オンラインでは店舗アプリの開発を始めとしてCRM支援に関するさまざまな施策を低料金で提案しています。店舗の集客に関する課題がうまく解決できない悩みを抱えているなら、是非一度お気軽に相談下さい。

【集客・販促】コラム一覧に戻る
全コラム一覧に戻る

販促担当者必見!アプリ利用者の声
小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2019 秋

スマホアプリを日常的に利用する人を対象に、店舗向け公式アプリに関する意識調査を実施しました。
本レポートは2019年に実施した調査結果についての分析レポートです。是非ご覧ください。

モバイルウェブ 
スマホアプリの特徴