モバイルウェブ 小売店のアプリは来店促進に効くのか?公式スマホアプリ 1098人アンケート調査 資料ダウンロードはこちらモバイルウェブ 小売店のアプリは来店促進に効くのか?公式スマホアプリ 1098人アンケート調査 資料ダウンロードはこちら

閉じる閉じる

2020/09/14

集客・販促

店舗集客の基本!来店につながる魅力的なアプローチとは

効果的な店舗集客を実現するためには、写真やメニューをホームページなどに表示するだけでは不十分です。ユーザーが店舗のことを「魅力的だ」と感じ、目的を持って利用できるような店舗集客の方法を考える必要があります。そこで今回は、店舗集客の基本を紹介したうえで、来店につながるアプローチについて詳しく解説していきます。

店舗集客の基本。顧客は何を見て来店するのか

店舗が集客アップをするためには、店舗集客の基本を理解しておくことが欠かせません。ただし、なかには高額なコストがかかる集客方法もあります。顧客が具体的にどのような媒体を見て来店しているのかを把握したうえで、自店に合った集客方法を選びましょう。

SNS(Instagram、X (旧Twitter)、Facebook、LINE)

InstagramやX (旧Twitter)、Facebook、LINEなどを利用している人はとても多いので、店舗集客の手段としてSNSは広く活用されています。

SNSを使った集客の場合、無料のサービスを利用すれば無料で情報を発信することが可能です。特に、InstagramやX (旧Twitter)は若い人の利用者が多いという特徴があるため、ターゲット層が若い年代である場合には一定の効果が期待できるでしょう。

ただし、活用するSNSの種類によって、ユーザー数や男女比などは異なります。効果的な集客のためにも、店舗はターゲット層に見合ったSNSを選んだうえで情報を発信することが欠かせません。

加えて、SNSの集客は競合が多いという側面もあるので、デザインや内容なども吟味することがポイントです。フォロワーを飽きさせないように、頻繁に更新したり、ハッシュタグを使って利用者のニーズに合わせて投稿を表示させる工夫も必要です。

最近では、リツイートを活用したキャンペーンやプロモーションも多く見られます。お店やブランドのファンは、積極的にお店の投稿を拡散してくれるものです。拡散力の高いプロモーションは、効果的な集客手法として注目されています。

チラシ

地域密着型の店舗の場合は特に、新聞の折り込みチラシやポスティングで集客を行うと一定の効果が期待できます。特に、シニア層は新聞を購読している人が多いので、チラシを目にする機会も多くあるでしょう。

また、チラシを用いて集客をする場合、一度に大量のチラシが配布できるだけでなく、1部あたりの単価が安いという特徴もあります。店舗の宣伝を定期的に行いたいときには、チラシを活用してみましょう。

口コミ

コストをかけずに店舗集客をする方法の代表的なものとして、口コミが挙げられます。口コミは、既存顧客が新規顧客に対して実際に店舗を利用した感想や魅力を伝えてくれると、評判の良い口コミを聞いた人は「信頼性が高い情報だ」と感じやすくなるというメリットがあります。良い口コミを耳にすると店舗を利用する可能性もアップし、将来的にはリピーターになるということもあるでしょう。

また、特に若い人の場合、口コミで情報を得て気になったときには、インターネットで検索してから来店するということもよくあります。このとき、店舗のブログや実際の料理の写真などがあれば、来店するかどうかを決める参考材料になる可能性が高いといえます。

みなさんも「食べログ」や「ホットペッパーグルメ」といった口コミサイトを参考に店舗を選んで来店した経験があるのではないでしょうか。こうしたメディアはエリアごとに店舗を表示できるため、お客様を来店につなげるためには店舗情報をしっかり掲載し、お店をアピールする場として活用することがオススメです。

ただし、こうしたメディアにはネガティブな口コミが投稿される可能性があります。料理にまつわる内容や、商品の提供スピード、店員の態度など内容は様々です。高い集客力が強みである一方、お客様からの評価がダイレクトに書き込まれるためメディアに掲載するデメリットもしっかり吟味する必要があるでしょう。

アプリ

チラシや広告などを使った店舗集客をする場合は、ある程度の費用が必要です。コストをかけずに集客したいのであれば、アプリを活用してみましょう。

利用できる集客アプリには、いろいろな種類があります。そのため、それぞれのアプリの特徴を理解したうえで、店舗や自分の考えに合ったアプリ開発会社を選ぶことがポイントです。

最近では、多くの企業が公式アプリを持つことが当たり前になってきました。スマートフォンの普及率も高く、顧客とのコミュニケーションを最適化するために欠かせないものとなりつつあります。

アプリのメリットは、プッシュ通知を配信して店舗からのお知らせやキャンペーン情報を自社の顧客に対して配信できるところです。さらにアプリでクーポン配信を行えば、キャンペーンの利用促進ができますし、リピートを促したいのならポイントカード機能を持たせるなどアイデア次第で様々な集客施策を取り入れられます。

テレビやWebの広告

テレビやWeb広告で集客をした場合、人気番組などで店舗が紹介されると、その直後から客数が急激に増える可能性があります。ただし、テレビやWeb広告を利用すると一時的に利用者は増えますが、上手く再来店につなげることができなければ、複数回にわたって店舗を利用してもらうことは難しくなるでしょう。

思わず来店したくなる動機を考えてみる

顧客が店舗を利用するときというのは、何らかの動機があります。加えて、一度店舗を利用してもらえたなら、次回も来店してもらえるよう促していくことも大切です。「来店したい」という動機があれば、店舗の利用率はアップします。

ここからは、顧客が店舗に来店する動機について見ていきましょう。

お得なセール情報を見たから

店舗がお得に利用できると分かれば、店舗の再利用につながる可能性があります。特に、お気に入りの店舗の場合、セール情報をチェックしているリピーターはたくさんいます。たとえば、SNSや集客アプリなどでお得なセール情報や魅力的なサービスを発信している場合は、十分来店の動機となるでしょう。

セール情報などは定期的に発信していき、店舗を利用するメリットを顧客に実感してもらいましょう。

欲しい商品があったから

顧客が欲しい情報がある場合も、来店の動機になります。顧客におすすめしたい新商品や新サービスがあるときには、店舗のブログやSNSなどを通して情報を発信していきましょう。

一例として、飲食店の場合は、新メニューや季節限定メニューが発売されるときには欠かさず情報を発信していくという方法があります。特定の飲食店のヘビーユーザーはこのような情報をこまめにチェックしている可能性が高いといえます。

商品に関する情報発信は定期的におこなうことが予想されるため、大きなコストがかからないような宣伝の方法を考えておくと良いでしょう。

割引クーポンを見つけたから

割引クーポンがあると、店舗の利用がしやすくなります。特に、「店舗の存在は知っているけれど、実際に利用したことはない」という顧客が割引クーポンを入手すると、来店する可能性がぐっと高くなります。

また、店舗を複数回利用している人にとっても、商品やサービスをお得に利用できる割引クーポンは大変魅力的なサービスです。顧客に店舗のファンになってもらいたいなら、割引クーポンを定期的に発行して、来店の動機にしてもらいましょう。

店舗集客のトレンド

店舗集客のトレンドは、時代によって変化します。効果的な集客を行うために、店舗集客のトレンドについて理解しておきましょう。

ランク設定によるリピーター育成

店舗が安定的に経営を維持し続けるためには、リピーターの獲得が急務です。しかし、なかにはリピーターの育成をせずに、新規顧客の獲得ばかりに力を入れる店舗も多く見られます。

新規顧客が獲得できるかどうかは店舗にとって重要な問題ですが、リピーターは口コミによって友達を連れて来てくれたり、1回の購入金額が高額であったりするなどの特徴があるため、店舗が経営し続けるうえで欠かせない重要な存在といえるでしょう。

リピーターを育成するために、店舗を利用した回数などに応じてランクを設けるという方法は、非常に有効なやり方です。例えば、店舗に来店した際にアプリ会員証を提示し、一定の購入金額に達したらランクアップするという企画を導入するという方法を検討してみると、リピーターが育てやすくなるでしょう。

この方法なら、利用者はランクに応じたお得なインセンティブ(特典クーポンや特典ポイント)を受け取ることができるので、「店舗をお得に利用している」と実感するシーンが増えます。

その一方で、店舗側はユーザーをロイヤルカスタマーに育てるだけでなく、購入金額に応じたセグメント分けがしやすくなるというメリットがあります。

地域に寄り添った店舗として営業している場合は特に、新聞の折り込みチラシや集客アプリなどの媒体で宣伝をして、まずは店舗の存在を知ってもらうことがとても大切です。そして、地元の方をメインとして再来店してもらえるような仕組みを整えていくと良いでしょう。

再来店につながる仕掛け

SNSや口コミなどで店舗の存在を知って一度は利用したとしても、その後の利用につながらないということはよくあります。

再来店してもらえない理由としては、「接客や商品が気に入らない」などの問題もあるでしょう。しかし「店舗の存在自体を忘れてしまっている」というケースもあるのではないでしょうか。再び店舗を利用してもらいたいなら、再来店につながる仕掛けについても理解しておきましょう。

店舗で会員登録をしてもらう

「集客アプリやDMで定期的に情報を発信しているにもかかわらず、再来店してもらえない」ということで悩んでいる経営者は多いでしょう。このような悩みを抱えているのであれば、一度店舗を利用してもらったら、その場で会員登録をしてもらうように促すことがポイントです。

ただし、会員登録をする際は氏名や住所、生年月日などの個人情報が必要となるケースが一般的であるため、会員登録自体を躊躇する顧客も少なくありません。会員登録に前向きでない顧客の場合は、公式アプリをインストールしてもらえるように促してみましょう。

顧客に公式アプリを活用してもらえれば、新商品の情報やセール情報などの魅力的な情報を配信することができるので、今後も継続的な利用が期待できます。

会員向けに情報発信を行い、来店を促す

不特定多数に向けた情報配信を繰り返していると、顧客に飽きられてしまう恐れがあります。そのため、会員に向けた情報発信を行い、再来店につなげていきましょう。

昨今、メルマガはほかのメールに埋もれてしまい見てもらえないということがよく起こります。情報配信の主流がメルマガからアプリプッシュ通知に変わりつつありますが、メルマガのほうが圧倒的に低コストで運用ができるため、お金を掛けずに情報配信をしたいのであればメルマガ配信がおすすめです。再来店を促進するためのメルマガ配信は、既存の会員を対象とした来店動機を促す方法のひとつです。

次回使えるクーポンやポイントを発行する

店舗を一度利用した顧客に対しては、次回使えるお得なクーポンやポイントを発行するなどの施策が有効です。例えば、美容院の場合、最後の来店から2カ月程度経った頃に割引クーポンをプレゼントすると、「そろそろ美容院に行こうかな」と前向きに検討するきっかけにもなります。

それぞれの顧客に対して適切なクーポンやポイントの発行ができれば、再来店のきっかけづくりに役立ち、売上アップにつながる可能性があります。

店舗集客にはスマホアプリが必要

店舗集客のための方法には、さまざまな種類があります。なかでも効果的な方法として、店舗アプリの運用が挙げられます。ここからは、店舗アプリの機能について見ていきましょう。

顧客情報を管理できる

店舗集客のためには、適切な方法で顧客情報を管理することが求められます。しかし、利用者が増加するほど、顧客情報の管理は難しくなります。

アプリを導入した場合、顧客の情報を簡単にデータベース化できるので、顧客台帳の作成がスムーズに行えるというメリットがあります。顧客台帳は店舗にとって重要な資産になるものですから、適切な管理を行い、リピート施策を実施する際に有効に活用しましょう。

購入金額に応じたポイント付与ができる

アプリを活用すれば、購入金額に応じたポイントの付与が簡単に行えます。

例えば、紙製のポイントカードを導入している場合、顧客側の問題として「紛失しやすい」「財布に入れておくと邪魔になる」などのデメリットが挙げられます。加えて、店舗側には「ポイントの管理が手間になる」という問題があるでしょう。

しかし、アプリならスマートフォンさえあれば誰でも利用ができるので、ポイントの管理がしやすくなります。リピーターの場合、購入金額に応じてポイントを獲得することができれば、さらなる利用につながる可能性があります。

購入金額に応じたポイントの付与は、POSレジとの連携開発を行うことがおすすめです。アプリ上にバーコードを表示させ、店頭のバーコードリーダーで読み取ることによりポイントを付与する方法です。店舗オペレーションもとても簡単ですし、一瞬で処理が完了するのが最大のメリットです。

もし、なんらかの理由で店舗のPOSレジを改修できないのであれば、タブレットを用意して、タブレットでお客様のスマホに表示されるQRコードを読み取りポイントを付与する方法もあります。

ロイヤルカスタマーを育成できる

ロイヤルカスタマーとは、いわゆる「VIP客」のことを指しています。ロイヤルカスタマーを育成するためには、ターゲット層の来店頻度をアップさせることが大切です。顧客の来店頻度を正しく理解するために、購入金額や利用状況を点数化するなどして可視化するというやり方は非常に効果的です。

また、ロイヤルカスタマーに育成しようとしたターゲットが店舗から離れていきそうなときには、アプリを通してキャンペーン情報やクーポンなどを配信し、顧客が「また利用したい」と思うような取り組みを行うと良いでしょう。

おわりに

店舗集客のためには、アプリの活用が効果的です。ただし、利用できるアプリはそれぞれ特徴が異なるため、店舗にとって最適なアプリを導入することがポイントです。アプリの機能を正しく把握したうえで、店舗集客の手段として役立てましょう。

店舗集客にはアプリ活用がおすすめ

店舗集客にはさまざまな方法があり、どれを選ぶかによって必要なコストや活用のしやすさなどが変わってきます。

店舗集客には自社の顧客情報を管理できる公式アプリの活用がおすすめですが、導入するにあたって、店舗側は「なぜ集客が上手くいっていないか」という問題点を正しく知っておく必要があります。

集客が上手くできていない原因が分かれば、自社が抱えている問題点がおのずと見えてくるでしょう。顧客が興味を示すような内容の情報を掲載して、即効性が高いアプリで顧客の囲い込みを実現しましょう。

再来店のきっかけ を創出できるツールを正しく活用しよう

アプリの場合、インストールをして会員登録をするだけで使うことができるので、誰でも簡単に利用できるという点は大きなメリットのひとつです。アプリを使って再来店を促すきっかけとなり得る情報を定期的に配信することができれば、利用状況が改善する可能性があります。

特に、飲食店や美容院などはライバル店も多いので、上手く差別化が図れるかどうかが重要なポイントとなります。店舗が配信している情報を顧客が見逃さないようにするための工夫をして、再来店のきっかけを生み出していきましょう。

店舗集客に適したアプリならNTTコム オンラインにご相談ください

店舗集客向けのアプリを開発している企業はたくさんあります。そのため、「アプリを導入する際、どの企業に相談すれば良いのか」という点が悩みどころとなるでしょう。アプリ開発会社によって利用できる機能は当然変わってくるので、アプリ開発会社を選ぶ際には打ち合わせを実施し、自社の要望を満たしてもらえそうかしっかりチェックしておきましょう。

NTTコム オンラインでは、集客や販促を目的としたアプリの開発を行っているため、それぞれの要望に応じた機能をアプリに搭載することが可能です。店舗集客を目的とした公式アプリを探しているなら、ぜひ一度NTTコム オンラインに気軽にご相談ください。

【集客・販促】コラム一覧に戻る
全コラム一覧に戻る

販促担当者必見!アプリ利用者の声
小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2019 秋

スマホアプリを日常的に利用する人を対象に、店舗向け公式アプリに関する意識調査を実施しました。
本レポートは2019年に実施した調査結果についての分析レポートです。是非ご覧ください。

モバイルウェブ 
スマホアプリの特徴