モバイルウェブ 小売店のアプリは来店促進に効くのか?公式スマホアプリ 1098人アンケート調査 資料ダウンロードはこちらモバイルウェブ 小売店のアプリは来店促進に効くのか?公式スマホアプリ 1098人アンケート調査 資料ダウンロードはこちら

閉じる閉じる

2020/07/27

アプリマーケティング

販促(販売促進)強化により小売店のマーケティングを最適化する方法

企業が集客を増やし、売り上げを向上させる手法全般を「販売促進(販促)」と呼びます。顧客が自社商品やサービスの情報を得てから購買にいたるプロセスにおいて、販促は不可欠です。マーケティングを行う際には、販促に必要なポイントを押さえておきましょう。

この記事では、販促を強化する方法や具体的な手段を解説します。

そもそも販促(販売促進)とは?

販促=セールスプロモーション

消費者の購買意欲を高めたり、流通業者に自社商品をアピールしたりする活動が販促です。また、販促は「セールスプロモーション」と表現されることもあります。

販促活動では、情報をただ提示するだけでなく消費者たちに「欲しい」「買いたい」と思わせなくてはなりません。単なる情報配信ではなく、企業は宣伝行為に取り組んでいると自覚することが重要です。

商品やサービスの魅力を訴求したうえで、消費者が購入してくれるまでの経路の伝達が販促の鍵を握ります。

マーケティング=顧客へのアプローチ

販促と似た意味の言葉に「マーケティング」があります。ただ、厳密に書けば、マーケティングとはより俯瞰的なイメージをはらんでいるといえるでしょう。市場を開拓し、顧客を確保して企業が利益を出し続ける仕組みを成立させることがマーケティングです。

マーケティングでもっとも重要な作業のひとつが「顧客へのアプローチ」です。自社の商品、サービスに関心を持ってくれているターゲットを選定し、しかるべき接点を用意しなくてはなりません。あるいは、すでに取引のあったお客様を囲い込んでいくこともマーケティングの基本です。

マーケティングの一部が販売促進

販促とマーケティングの違いは、行う側の「視点」です。

販促活動において、企業はターゲットとなる顧客や流通業者など、特定の相手に対してアプローチをかけています。そのため、どれだけターゲット層の特性を明確化し、グループに分類しながら適切なアプローチと組み合わせられるかがポイントです。このように、ターゲット層を特性によって分類していく作業を「セグメント化」と呼びます。

一方、マーケティングはより広い視点に立って進めていくプロジェクトです。顧客との接点を生み出し、市場を拡大していく行為すべてがマーケティングにあてはまります。すなわち、マーケティングの中に含まれる事業のひとつが販促活動なのです。

マーケティングを強化すると売上があがるロジック

「商品の販促」×「顧客へのマーケティング」

販売促進に力を入れることと、顧客へのアプローチを並行して行えば、マーケティングは強化されていきます。その結果、企業にとってもっとも大切な売上向上も見えてきます。

一方、商品やサービスの販促だけに集中していると短期間での売上向上は見込めるものの、長期的なマーケティング強化にならないことが少なくありません。なぜなら、販促とはあくまでも新規の顧客、取引先の獲得を目的としている行為だからです。

販促とマーケティングの違いを理解し、長期的に利用客を囲い込んでいく方法も確立させていきましょう。

再来店の動機を創出する

利用客へのアプローチを続けるにあたり、「リピーター増加」は無視できない課題です。多くの企業が利益の源としているのは、競合他社になびかない優良顧客の存在だからです。

たとえば、美容系の商品などはお客様自身が気に入ったブランドにこだわる傾向があるので、リピーターが多いほど売上も増加します。

飲食業など、競合他社の多い業界でもいかにライバル店と自店を差別化し、「この店でないと嫌だ」と思ってもらえるかが肝心です。

そして、リピーター獲得にあたり、企業は再来店のきっかけを販促施策により創出しなければなりません。

たとえば、ポイントカードやスタンプカードなどの特典があれば、利用者はリピートしてくれやすくなります。クーポンなどの割引制度も魅力的な手法となるでしょう。さらに、イベントやキャンペーンが頻繁に開催されていれば、お客様は企業に特別感を抱いてくれやすくなります。

ただし、これらのアプローチで気をつけなくてはならないのは、クーポン配布やイベント開催を行うだけだとマーケティング活動といえない点です。マーケティングはその存在を知ってもらって、初めて効果を発揮します。内容の充実したマーケティング戦略を立てることはもちろん大事です。しかし、同時に自社が注目されるようなツールも準備しておきましょう。

ではどんな方法があるのか。代表的な4つをご紹介

1.アプリ

ターゲットを具体的なセグメントに振り分けて、それぞれに的確なアプローチを仕掛けるといった販促を実施したいならアプリが向いています。

アプリには「プッシュ通知」機能があり、情報が配信されたら自動的にユーザーの画面上で表示がなされます。そのため、お得な情報を見逃されることが少なく、ユーザーの目に届きやすいのがメリットです。

また、アプリを通してのクーポン開封率、来店して購入した商品などのデータも蓄積されていくので、今後のマーケティング戦略の参考にできます。

2.ホームページ

Webマーケティングや新商品の販促では欠かせない方法だといえます。

ほかのツールを使用している企業、店舗でもホームページはしっかり準備しておくことが珍しくありません。なぜなら、ホームページには圧倒的な情報量を掲載することができるからです。商品やサービスの詳細、店舗の住所などはもちろん、ブログや写真で売り場の雰囲気を知ってもらえます。

コンテンツを充実させてネットユーザーからの信用を集めれば、リピーター獲得にもつなげられます。会員制度を設定したうえで、特別にDMを配信するなどの展開も可能です。

3.SNS

スマートフォンユーザー向けの販促アプローチとして、非常に重要です。

X (旧Twitter)やフェイスブックといったSNSは空き時間に何気なく開けてしまう傾向があるので、ユーザーが目にする頻度はとても高いといえます。それだけに、更新頻度を多くして商品やイベントを訴求すれば、再来店も促せます。

そのほか、写真中心のインスタグラムは、商品や店内のビジュアルを訴求したい場合にぴったりです。特に、若者層や女性へのマーケティングに有効活用できます。

4.メディア

雑誌やWEBサイト、新聞などの情報媒体の総称です。

メディアを利用するには有料で広告枠を買い取ったり、取材の依頼をして記事を載せてもらったりするといった方法があります。有名メディアになれば、不特定多数の読者に情報を知ってもらえることも珍しくありません。

ただ、メディアの種類はさまざまなので自社のターゲットと被る媒体を選ぶのが大切です。ターゲットとなるお客様が明確な場合は、そのターゲットの目に留まりやすいメディアを活用した販促も効果的です。

リアル店舗での販促にアプリが強い理由

アプリを開く人は来店する気持ちのある人であることが多い

ここまで紹介したように、さまざまなアプローチ方法がある中、販促においてアプリが台頭してきているのは「効率性が高い」からです。

アプリユーザーは基本的に自社顧客です。一度でも来店したり、商品を購入したりしたからアプリをインストールしているのだといえます。すなわち、不特定多数を狙って情報を配信するよりも、アプリユーザーに向けてアプローチするほうが情報をしっかり受け止めてもらいやすいのです。

さらに、イベントや割引の情報に対して反響が大きいのもアプリのメリットでしょう。ユーザーの元に届いたクーポンやスタンプを確認するのは、再来店への意思がある証拠です。まったく店舗のことを知らない人に割引券を送るより、ある程度興味を抱いてくれているアプリユーザーを囲い込んでいくほうが販促活動を効果的に行えます。自社顧客へリーチする手段としてアプリは最適なツールなのです。

おすすめ商品やキャンペーン情報を届けられる

広告費や販促費を有効活用する意味でも、アプリは魅力的です。

メディアやWEBサイトに広告を載せてもらおうと思えば、そのたびに費用が掛かります。しかし、自社でアプリを導入すれば初期の開発費用がかかるだけで、その後の広告費を大幅に抑えられます。長い目で見れば、収支がプラスになる可能性も高いのです。

そして、おすすめ商品やキャンペーンなどの情報を素早く配信できるのもアプリの強みです。ホームページやSNSのコンテンツは、ネットユーザーが検索をかけて見つけてくれるのを待たなくてはなりません。一方、アプリであればプッシュ通知機能で見てもらえる確率が高まります。それに、たまたまアプリを開けたときにお得な情報があれば特別感を抱き、購買意欲をあおることもできます。

何より、店舗側が「アプリユーザーに見てもらいたい」と思った時点ですぐ情報を配信できるのも魅力です。アプリは即効性が高く、ITに詳しくない人でも手軽に扱えるツールなのです。

店舗とお客様をつなぐ「アプリ」でできること

再来店の促進ができるから

まず、アプリは会員登録してもらいやすい特徴を持っています。

従来のDMやメルマガでは、そもそもお客様が個人情報を入力しなければ受信することができませんでした。そのため、情報漏えいを恐れたり、そもそもの登録作業を手間に感じたりする利用者からは敬遠されがちだったのです。

しかし、アプリはインストールして簡単な会員情報を入力するだけなので多くの利用者にとって利用しやすい特徴があります。その結果、アプリユーザーの消費活動のデータが店舗側に蓄積されていき、再来店を促せるような販促活動・PR活動へとつなげられます。

たとえば、クーポン配信を行う際、顧客データを基にして特定のセグメントだけを絞ることが可能です。そのうえで、クーポンの開封率を確認すれば「この年代に適したキャンペーンは何か」といった疑問の答えを見つけられます。キャンペーンの情報を配信するたびに参考となるデータが収集できるので、ますます店舗運営における販促活動の精度は高まっていくといえるでしょう。

さらに、効率よく集客・販促ができるアプリは売上アップが期待できます。自社ツールとして利用し続けられるアプリは費用面でも非常に大きな意味を持っています。

アフターサービス

これまでの顧客アプローチでは、アフターサービスが弱くなってしまうことも少なくありませんでした。なぜなら、店舗利用者の行動履歴、消費傾向に基づいたPRが難しいので、的外れな情報を配信してしまうことも多かったからです。

しかし、アプリでは顧客の細かい行動ログを解析できるため、属性を基準にしたアプローチを実現できます。性別や年代だけでなく、過去に購入した商品などを参考にしてお得な情報を配信できるのです。

そのほか、誕生月を迎えた顧客限定のキャンペーンを開催するなど、アプリユーザーに特別感を抱いてもらえる試みも実施可能です。こうした取り組みが繰り返されていくと、顧客満足度がどんどん向上していき他社に奪われにくくなっていきます。

競合他社と明確な差をつけるアフターサービスを検討している企業なら、アプリ導入を検討してみましょう。

おわりに

販促やマーケティングを考える上でアプリは重要な役割を担う

ITツールや広告媒体を取り入れ、販促やマーケティングの戦略を立てていくことは企業にとって非常に大切です。また、割引イベントやキャンペーンなどの施策アイデアを思いついたとき、すぐ実行に移せる便利さを持った手法を選ぶ必要もあるでしょう。

数あるツールの中で、アプリは費用面や使い勝手、集客力といった魅力を備えています。マーケティング戦略に生かせる顧客データを収集できるのも大きなメリットです。ただし、アプリをゼロから自社開発するのは非常に難しい作業なので、信頼できるパートナー選びが重要といえます。

NTTコム オンラインの「モバイルウェブ」

集客や販促用のアプリを開発してマーケティングを行いたいなら、NTTコム オンライン提供の「モバイルウェブ」がおすすめです。

「モバイルウェブ」はクライアントの要望に応じて、必要な機能を搭載できるサービスです。たとえば、再来店のきっかけにできるクーポン配信、SMS機能などが充実しています。しかも、顧客の来店回数や誕生日といった属性に応じて配信内容を変えられるなど、柔軟性のあるシステムにできるのも強みです。顧客をセグメント化する切り口もさまざまなので、取り扱う商品やサービスが特殊な業種でも安心です。「モバイルウェブ」は臨機応変に、顧客へのアプローチ方法を増やしてくれます。

しかも、「モバイルウェブ」では効果的な集客ソリューションを目指してAIの導入に成功しました。これまでのマーケティングで大変な手間になっていた顧客情報の解析処理も、AIの力によってスムーズに行えます。そして、顧客の消費傾向などが正しく可視化されていくので、マーケティング戦略に使えるデータの精度が向上するのです。

そのほか、「モバイルウェブ」はビジュアルデザインにも力を注いでいます。オリジナリティがあり、ブランドイメージに沿ったアプリをデザインできるよう、最適な提案を行っています。

これから販促やマーケティングにアプリを利用するのであれば、気軽に「モバイルウェブ」まで相談してみましょう。

【アプリマーケティング】コラム一覧に戻る
全コラム一覧に戻る

販促担当者必見!アプリ利用者の声
小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2019 秋

スマホアプリを日常的に利用する人を対象に、店舗向け公式アプリに関する意識調査を実施しました。
本レポートは2019年に実施した調査結果についての分析レポートです。是非ご覧ください。

モバイルウェブ 
スマホアプリの特徴