2020/08/17

アプリマーケティング

アプリのダウンロード数のほかに把握すべき情報とは

今日、App StoreやGooglePlayなどのアプリストアで自社アプリを配信している企業はたくさんあります。そして、現在アプリを運用している企業の中には、そのダウンロード数に注目しているところも多いのではないでしょうか。

しかし、アプリを効果的に運用するにはダウンロード数以外にも把握すべき情報がいろいろあります。ここでは、アプリを運用して集客につなげるために有効利用したい情報について紹介します。

アプリ運用において、注目されるダウンロード数

アプリを運用するにあたり、ダウンロード数を増やすことは最初の課題です。そのため、毎年アプリダウンロード数の上位なども発表されています。では、ダウンロード数はどのように調べることができるのでしょうか。

アプリのダウンロード数とは

新しく開発したアプリは、AndroidならGooglePlayストア、iPhoneならApp Storeで配信されます。ユーザーはこれらのアプリストアから、自分のスマホにアプリをダウンロード、インストールすることで、初めてアプリを利用することが可能になります。アプリのダウンロード数とは、GooglePlayストアやApp Storeといったアプリストアからスマホなどのデバイスにダウロードされた回数です。

しかし、ダウンロード数は実際にアプリを利用しているユーザーの数とは異なります。なぜなら、ダウンロードされた後にアンインストールされてしまう場合もあるからです。ですから、ダウンロード数は単純にダウンロードされた回数で、現在アプリを使用しているユーザー数とは異なると認識することがポイントとなります。

アプリダウンロード数の調べ方

アプリのダウンロード数の調べ方はAndroidかiOSかで異なります。

Androidの場合はGooglePlayストアで当該アプリを検索すると、おおよそのダウンロード数が記載されているので参照してみましょう。競合企業のアプリダウンロード数もチェックして、ダウンロード数の目標を決める際には参考にしましょう。

詳しいダウンロード数が知りたい場合には、Play Consoleのウェブ版またはアプリを利用します。Play ConsoleにはアプリをGooglePlayストアに公開した際に取得したGoogle Play デベロッパー アカウントでサインインしてください。複数のアプリを公開している場合には、当該アプリ名を選択しましょう。レポートを表示して、インストールユーザー数の欄に記載されているのがダウンロード数です。

iPhoneの場合には、App Storeでダウンロード数を確認することができないので、iTunes ConnectのApp AnalyticsやApp Store ConnectアプリなどからAPPユニット数を参照してください。

Play Consoleのインストールユーザー数もAPP AnalyticsやApp Store ConnectのAppユニット数も、アプリを初めてダウンロードしたユニークユーザーの数です。つまり、再ダウンロードや同じIDを使って別のデバイスにダウンロードした場合などはカウントされません。

そのアプリ、本当に使われている?

アプリダウンロード数は、アプリの認知度を知るひとつの指標です。しかし、そのアプリは本当に使われていると思っていいのでしょうか。

ダウンロード数≠アプリの利用率

アプリはダウンロード数以上に継続的に使われているかが重要です。それを測るのがアプリの利用率といえるでしょう。アプリの利用率とは、ダウンロードされたアプリが起動され、利用される割合です。つまり、アプリダウンロード数はアプリの利用率とは異なり、ダウンロードされても利用されていないアプリは戦力外といえます。

自分のスマホにダウンロードされているアプリをみても、日常的に使うアプリとたまにしか使わないアプリがあるはずです。もしかしたら、いつダウンロードしたのか覚えていないようなアプリもあるかもしれません。利用されていないアプリはいずれアンインストールされてしまう運命です。そうならないためには、アプリの利用率を上げる必要があるでしょう。

休眠顧客の掘り起こしは必須

そこで、アプリをダウンロードしたけれども使用していない人を特定して、利用してもらえるように施策をすることが必要になってきます。

たとえば、クーポンやお得情報などをプッシュ配信してアプリを開くきっかけを与えてもいいでしょう。または、アプリのトレンド機能を導入して顧客の興味を引くのもひとつの手段です。しかし、アプリがアンインストールされてしまった後では、このような休眠顧客への働きかけはできなくなってしまいます。

そうならないためには、ダウンロード数が増えたことで満足するのではなく、常にアプリの利用率をチェックし、分析、運用していかなければなりません。それによってどのくらいの期間利用されるかという、いわばアプリの寿命が決まるといっても過言ではないでしょう。

せっかく開発したアプリを埋もれさせてしまわないためには休眠顧客を作らない、または休眠顧客にアプローチして、顧客がダウンロードしたアプリを常にアクティブな状態にしておくことが肝心です。

利用率向上を図るにはアプリの利用履歴を見よう!

アプリの利用率向上を図るには、アプリの利用履歴を見るのがおすすめです。利用履歴は管理画面から見ることができ、さまざまな情報をえることができます。

管理画面で利用履歴を見てみよう

基本的にアプリにはプッシュ通知を配信したり、クーポンを作成し配信することができる管理画面があります。さらに管理画面では利用履歴データを確認することができます。利用履歴を確認することでアプリの利用率向上に役立てることができるでしょう。

なかでも集客に特化した店舗向けアプリでは、利用率向上を図るための有用なデータを蓄積しています。管理画面で確認できる内容はクーポンの利用履歴、ポイントの蓄積履歴、ユーザーのアプリ利用状況などです。

これらの情報は数値として認識するだけでなく詳しく分析することで、アプリの利用率向上、ひいては集客という結果につなげることができるでしょう。

たとえば、開封率の高い通知の種類を特定したり、利用率の高いクーポンを発行したりすることで、販売促進の戦略を立てることができます。または、曜日によってポイントの付き方に変化があるかもしれません。

利用履歴は常にアップデートされるので、ダウンロード数以外にもこのような項目をしっかり確認して、現状把握に努めましょう。

利用履歴が表示できない場合

このように、管理画面で得られる利用履歴を利用する方法はとても効果的ですが、安価に開発したアプリの場合、利用履歴などのデータが取得できない場合もあるでしょう。そうした場合、休眠顧客を特定することができず、結果としてアプリがダウンロードされっぱなしといった状況に陥ってしまいがちです。

アプリは単なるポイントカードやメッセージを通知をするだけのツールではありません。使い方によっては強力なマーケティングツールとなり得るものです。

ですから、アプリマーケティングに注力して売り上げを伸ばしたいと考えているなら、アプリの履歴データを取得できるアプリへの移行を検討することをおすすめします。管理画面側の機能が充実している店舗集客を目的としたアプリは、それに適したデータ収集や分析を可能にしてくれるでしょう。

アプリのダウンロード数以外に重要な指標

アプリのダウンロード数以外にも、アクティブユーザーがどのくらいいるかを知る重要な指標がいくつかあります。これらの指標をアプリのレポート機能などで数字化し、分析することで、ユーザーの動向を知る手助けとなるでしょう。そして、アクティブでないユーザーを特定することができれば、あとは対策あるのみです。

アプリの起動率

アプリの起動率は、どの位アプリが利用されているかという指標になります。また、起動率でなくても最終起動日がわかれば、一定期間アプリを起動していない利用者を特定することができるはずです。

アプリが起動されていないということは、店舗から足が遠のいているというサインかもしれません。該当するユーザーがいる場合には、お得なクーポンを配布するなど、ユーザーの気を引く情報を配信する仕組みを検討してみましょう。アプリが起動されれば、店舗に足を向けるきっかけになるかもしれません。

プッシュ通知の既読数

プッシュ通知の既読数も慎重に分析する必要があります。なぜなら、プッシュ通知を送っても開封してもらえなくては効果が薄れてしまうためです。

プッシュ通知は、まずその内容、頻度で開封率が変化します。そして、送信する時間帯によっても開封率が大きく変化するでしょう。ほかにも、顧客層によっても封率の高い時間帯が異なります。このように、プッシュ通知の既読数を左右する要因はたくさんあるので、何度か試して開封率を上げる最適なバランスをみつけるのが重要です。

クーポンの利用数

クーポンの利用数も重要な指標のひとつです。

クーポンは種類によって全体の利用率が異なるでしょう。また、クーポン自体をあまり利用していないユーザーがいるかもしれません。管理画面からクーポンを利用していないユーザーを特定できるのであれば、そのユーザーを対象としたリマインドのプッシュ通知を送ってみるのもひとつの手段です。

それでも反応がない場合には、さらに割引率の高いクーポンを配布してみるなどして、積極的にアプローチしていきましょう。

データは販促施策に活用できる貴重なもの

アプリから得られるデータは、販促施策に活用できる貴重なものです。せっかくのデータを最大限に活用するためにはいくつかのポイントがあります。

アプリで取得した利用履歴データをもとにターゲットを明確にしよう

まずは、どのユーザーをターゲットにするかを明確にしましょう。

アプリの運用でありがちな間違いは、データを活用せずにすべてのユーザーに同じサービスを提供してしまうことです。たとえば、すべてのユーザーに、毎週同じ曜日に同じクーポンを送るとします。そうすると、ユーザーはせっかくクーポンが配信されても、すでに内容を知っているためアプリを起動しなくなってしまうでしょう。

こうした事態を避けるためには、単調なアプローチをやめて、ターゲットを絞ったユーザーに、差別化したアプローチをすることが重要です。

ターゲットに合わせた施策を実施しよう

ターゲットを絞ったなら、それに合わせた施策を実施することで、より多くのユーザーに満足してもらえるサービスを提供することができます。具体的には、同じクーポンを配信するにしても、ユーザーの購買履歴から好みを分析してクーポンの種類を変えれば、ユーザーが店舗に足を運ぶきっかけとなりやすいでしょう。そうすれば、すべてのユーザーに同じサービスを提供するよりも効果的にアプリを活用できます。

施策実施後は、効果測定も忘れずに

施策を行った後には、効果測定も忘れずに行いましょう。

ターゲットに合わせた施策をしたつもりでも、それが必ずしも的を射ているとは限りません。そのためにも、施策を実施した後には利用履歴をもう一度見直して、その効果を数字で確認するようにしましょう。

そのためには、運用しやすいプラットフォームを用意しているアプリを選ぶことが肝心です。たとえば、会員登録情報やユーザーの行動履歴などがリンクされているプラットフォームなら、ターゲットを絞るための調査を行ったり、それに合わせた施策、改善をしたりするのに役立ちます。

おわりに

アプリは顧客と店舗をつなぐためのツールです。同時に、店舗にとっては販売促進の強力な武器ともいえるものです。アプリで蓄積したデータを分析しマーケティングに生かすことは、企業の集客に大きく貢献する可能性を秘めています。

アプリで重要なのはダウンロード数だけではない

販売促進のために導入する店舗アプリで重要なのは、ダウンロード数だけではありません。ダウンロードされても使われていなければ、そのアプリから集客を期待することはできないでしょう。

本当に売り上げに貢献できるアプリは、高い利用率が特徴です。そして、アプリの利用率を上げるには、アプリからの情報を分析し、ユーザーに働きかけることが重要といえるでしょう。そのためには、店舗集客に特化した情報収集の機能があるアプリを選ぶことが肝心です。

アプリの利用履歴データは企業の貴重な資源

アプリをただのポイントカードやクーポン配信のためのツールで終わらせないためには、アプリで収集できる情報を最大限に利用しましょう。

アプリの利用履歴は、ユーザーがどれだけ店に足を運んでいるかの指標になります。アプリの起動率が低い、ポイントが蓄積されていないユーザーには、店舗側からの働きかけが必要です。そのためには、常にアプリの利用履歴を監視、分析し、対策を講じる必要があるでしょう。

また、会員情報などとリンクさせることで、その利用の幅は大きく広がります。アプリの利用履歴データは企業の貴重な資源です。ぜひ有効活用してひとりでも多くの顧客を獲得してください。

利用履歴をしっかり取得したいなら当社までご相談ください

NTTコム オンラインでは、ひとつひとつの企業に合ったアプリ開発で、デザイン性、機能性に優れたアプリを提供しております。アプリを顧客獲得につなげるマーケティングツールにしたいなら、集客に特化した店舗アプリの開発は当社にご相談ください。アプリによって蓄積されたデータと、その分析機能で、顧客へのサービス向上と集客効果がご期待いただけます。アプリの開発後のサポートもヘルプデスクにて行っており、安心してアプリを運用していただけます。

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