2018/11/20
小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2018 秋
日本国内でスマートフォン普及率は年々高まり、人々の生活に浸透しつつあります。スマートフォンの利用には、アプリが欠かせず、ゲームなどのエンターテイメントコンテンツを提供するものから、ニュースや天気などの情報を提供するものまで、数多くの種類のスマホアプリが日々公開されています。
そんな中、店舗を持つ小売ビジネスにおいても、公式スマホアプリのリリースが目立つようになり、顧客接点のひとつとして自社のビジネス拡大にアプリを活用する機運が高まっています。
そこでNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、2018年9月に、小売業界におけるスマートフォンアプリの利用実態調査を実施しました。
日本における小売業界のアプリ利用状況の実態とトレンドを複数回にわたりご紹介します。
自社のアプリ開発、運用のプランニングに是非ご活用ください。
最もインストールされている公式アプリの業種・業態は「ファストフード」。
調査の結果「ファストフード(マクドナルド、ケンタッキー、ロッテリアなど)」が最も多く、以下「コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)」、「アパレル(ユニクロ、GU、ABCマート、アーバンリサーチ、ナノユニバースなど)」の順となりました。
さらにこれらの性年代別結果については、それぞれで異なる傾向が確認できました。
1位の「ファストフード」については、性年代問わず多くのユーザーにインストールされています。ただ、男女共に年齢が上がるにつれ、インストール数が減少する傾向がありました。
2位である「コンビニ」については、総じて男性のほうが多くインストールされており、特に30代、40代、50代の男性が多いという結果でした。
3位の「アパレル」ついては、年齢問わず女性ユーザーに多くインストールされている結果でした。
「飲食店」については、「ファストフード」が最もインストールされているにも関わらず、上位3位に入りませんでした。背景として、女性のインストール数が少ないことが見受けられました。
「家電量販店」については40代以上の男性に多くインストールされているのに対し、「スーパー」や「ドラックストア」については総じて女性のほうが多くインストールされているという傾向も見られました。
また、「スーパー」については、性別問わず60代ユーザーによるインストール数が突出して多いのが特徴的でした。
その他、特徴的な傾向が見られた業種・業態で「カラオケ店」でした。10代から30代までのインストール数が多いのに対して、40代以上のインストール数が少ない傾向が見られました。
今回の調査結果から、性年代によってインストールする公式スマホアプリに偏りが生じていることが改めて分かりました。
集客・販促ツールとして公式スマホアプリを導入される企業様が多いなか、どのようにスマホアプリを活用すればお客さまに再来店して頂けるのか。
「クーポン配布など、様々な施策を行っているが売り上げに結びつかない」「公式スマホアプリのアンインストールが多くて困っている」などの課題はございませんか。
これらの課題を解決できるヒントとなるような記事を次回以降もご期待ください。
次回は「公式スマホアプリをインストールしたきっかけ」について掲載予定です
また、集計結果をまとめたレポートをご希望の方は弊社までお問い合わせください。
スマホアプリの開発をご検討されているお客さまを対象とさせて頂きますので、ご希望に添えない場合もございます。予めご了承くださいませ。
<設問例>
【本調査実施概要】
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本レポートは2019年に実施した調査結果についての分析レポートです。是非ご覧ください。