
更新日:2024/11/19(公開日:2023/02/17)
パソコン・スマホでビデオ通話する方法とは?ビデオトークの使い方を解説
誰もがパソコンやスマホを持っている昨今、時勢の影響もあり企業では対面ではなくオンラインでお客様と接することが多くなりました。しかし、電話やメールの文面だけではコミュニケーションがスムーズに進まないことも多いのではないでしょうか。
パソコンやスマホでビデオ通話ができる「ビデオトーク」を利用すれば、お客様の顔を見ながらやりとりができるため、たくさんのメリットがあります。この記事では、NTTコム オンラインが提供する「ビデオトーク」の特徴から機能、利用の流れ、活用シーンまで詳しく解説します。
- ビデオトークは、SMSを送信するだけでビデオ通話を開始できるサービス
- ビデオトークはアプリ・アカウント不要、スマホのカメラでお客様の状況がわかる、などの特徴がある
- ビデオトークには録画録音やテキストチャット、画面共有、位置情報送信などのコミュニケーションに便利な機能が搭載されている
- ビデオトークはカスタマーサポートや医療機関の診療や経過観察、損害保険の事故受付・損害確認など、さまざまなシーンで活用できる
ビデオトークとは

NTTコム オンラインが提供する「ビデオトーク」は、企業がお客様の携帯電話番号にSMSを送信するだけで開始できるビデオ通話サービスです。電話やメールではやりとりしづらいカスタマーサポート・対面業務をオンライン化することで、利便性を向上させつつ業務の効率化ができます。
また、アプリのインストールやアカウント登録は不要で誰でも簡単に使用できます。エンドユーザーが操作に迷うことがないため、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
さらに録画・録音や画面共有、撮影した写真の送信、テキストチャットなど便利な機能も搭載されているため、お客様とのコミュニケーションを円滑に進められます。
ビデオトークの特徴
ビデオ通話サービス「ビデオトーク」には、主に次のような特徴があります。
- アプリもアカウントも不要
- SMSに届くURLをタップするだけで通話開始できる
- スマホのカメラでお客様の状況がわかる
- サポートがシンプル
それぞれ詳しく解説します。
アプリもアカウントも不要
ビデオトークはアプリのインストールもアカウント登録も必要ないため、簡単に利用を開始できます。アプリや会員登録が必要なサービスの場合、スマホの操作が苦手な人にはダウンロードや登録作業がハードルになり、利用しづらいケースが多いでしょう。
また、スマホ操作に慣れた人でも、ダウンロードや登録が面倒で離脱してしまう可能性もあります。その点、ビデオトークは面倒な作業が不要なため、誰にでも受け入れられやすいことが特徴です。
SMSに届くURLをタップするだけで通話開始できる
ビデオトークは、企業のオペレーターがお客様の携帯電話番号に対して通話用URLを送信し、お客様は届いたSMSのURLをクリックするだけですぐにビデオ通話を開始できます。オペレーターもお客様も操作は簡単で、誰にでも使いやすいことが特徴です。
また、メールアドレスと違い携帯電話番号は変更される機会が少ない傾向にあります。宛先不明になるリスクが低く、到達率が高い点もメリットといえます。
スマホのカメラでお客様の状況がわかる
ビデオトークはスマホのカメラを使って対面でコミュニケーションが取れるため、電話やメールではわかりにくいお客様の状況を把握できます。スムーズなカスタマーサポートに役立つでしょう。
サポートがシンプル
アプリのインストールや設定が不要なため、お客様に対するサポートもシンプルになります。技術的な問題が発生した場合でも、ブラウザに関連する問題に集中してサポートを提供できるため、トラブルシューティングが容易です。問題を解決しやすく、迅速に対応できるため、業務負荷の軽減やお客様の満足度向上につながります。
ビデオトークの機能
ビデオトークには、ビデオ通話でのコミュニケーションをより円滑にするための以下のような機能が搭載されています。
- 録画録音
ビデオ通話状況を録画し、データで残します。 - カメラ撮影送信
通話中にお客様が撮影した写真をオペレーターへ送ってもらうことができます。 - リモートスクリーンショット
オペレーターがお客様に代わり、リモートでスマホの映像を静止画として撮影します。 - テキストチャット
お互いにテキストでチャットを送ることができます。 - 画面共有
オペレーター側の画面を共有することができます。 - 位置情報送信
お客様の位置情報をオペレーターに送信し、Google Mapで表示します。 - 通話モニター
オペレーターとお客さまのビデオ通話状況をリアルタイムでモニタリングします。 - 複数通話
ビデオ通話中に任意の関係者をSMS送信で招待できます。 - 終話画面カスタマイズ
通話終了後の画面に任意のテキストやURLを表示できます。 - アバター表示
オペレーターは任意の画像をアバターとして表示できます。 - ロゴ設定機能
通話終了後のサービスロゴを自社のロゴなど、任意のものに変更できます。 - 通話状況レポート
利用状況や通話履歴をビデオトーク管理画面から確認できます。
ビデオトークの利用の流れ
ビデオトークの利用の流れは以下の通りです。
- オペレーター/発信者がポータルからURLをSMSで送信
- ユーザー/受信者がスマホに届いたSMSのURLをクリック
- ビデオ通話スタート
さらにユーザー側の利用の流れを詳しく解説します。
- ビデオ通話前の操作
ビデオ通話URLにアクセスすると、ビデオ通話が開始されます。スマホ端末からマイク・カメラの権限を求められる場合には許可しましょう。 - ビデオ通話の実施
カメラアイコンをタップすると、ユーザー側のインカメラ/アウトカメラが切り替わります。Menuアイコンをタップすると、ビデオ通話の機能一覧が表示されます。必要な機能のアイコンをタップして利用しましょう。
ビデオ通話を終了するときはMenuを開いた状態で、「終了」のアイコンをタップします。確認メッセージが出たら「はい」をタップしてください。
ビデオトークの活用シーン

ビデオトークはどのようなシーンで利用されているのでしょうか。おすすめの活用シーンを紹介します。
- カスタマーサポート
お客様のお問い合わせに対し、ビデオ通話で状況の確認をしながら適切にサポートします。
- 医療機関の診療や経過観察
ビデオ通話で実際に患者様の表情や患部を確認しながら、場所を問わずオンラインで診察ができます。
- 損害保険の事故受付・損害確認
専門家を派遣することなく、家屋や車両の被害状況をその場ですぐに確認できます。
- 金融機関・法律事務所の本人確認
本人確認が必要な手続きも、現地に足を運ぶことなくオンラインで実施できます。
- 引越し等の見積もり
現地確認が必要な作業も、ビデオ通話でお客様の状況を把握できるため訪問不要で移動コストや作業時間を削減できます。
ほかにもスムーズなコミュニケーションが必要な場面で、ビデオトークは広く活用されています。
ビデオトークの活用事例
ビデオトークを実際に業務に活用している企業の事例を紹介します。
教育事業を主に手掛ける株式会社ベネッセコーポレーション様のお客様窓口(コンタクトセンター)では、通信教育教材に利用しているタブレット端末に関するお問い合わせが増えていました。その際、音声だけでは正確な確認・把握が難しいケースもあり、実際に端末の状態を見ながらお客様の課題を解決するためビデオトークの導入を決定。ビデオトークを選んだ理由は、強固なセキュリティと価格です。
ビデオトーク導入後は、必要に応じてお客様からタブレットの不具合を映像で見せていただくことで、すぐに原因を把握・解決できるようになりました。ビデオトークを使ったお客さまの100%が「とても便利と感じた・まあ便利と感じた」と回答し、満足度も94%にのぼっています。社内でもサポートチームとの共有がしやすくなったことで、お客様の貴重なお時間を長くとっていただくことなく、問題を解決できるようになりました。
アプリ不要のビデオトークなら手軽にパソコン・スマホでビデオ通話が可能
NTTコム オンラインが提供する「ビデオトーク」は、あらゆるカスタマーサポートや対面業務をオンライン化できるビデオ通話サービスです。アプリのインストールやアカウント登録も不要で、お客様はSMSに届いたURLをワンタップするだけでビデオ通話を開始できます。
お客様の表情や状況を把握しながらやりとりができるため、電話やメールだけでは難しかったお客様とのコミュニケーションを円滑に進められます。適切な対応がスムーズにできることで、顧客満足度の向上につながるでしょう。
お客様との関係性を深めてビジネスを成長させるために、「ビデオトーク」の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。