マーケティングオートメーション（MA）の役割と導入効果 ‐ BtoBマーケティングソリューション

マーケティングオートメーション（MA）とは

果たす役割と導⼊効果

マーケティングオートメーション（MA）とは、デジタルマーケティングにおいて中心的な役割を果たすシステムツールのことで、リードの発掘を効率的に推進していきます。端的に言えば、
複雑な購買プロセスマップ（カスタマージャーニーマップ）にいるリードの行動をデジタルの力で可視化し、その行動に合わせて顧客の理解が進むよう、購買プロセスを後押ししてくれる仕組みのこと。
今まで人によるアナログ作業だったものを、自動化・効率化することから、
マーケティングオートメ―ションと呼ばれるようになりました。

＜主な機能＞

・通常は見えない顧客行動の検知（Webサイトの閲覧情報など）
・蓄積した顧客情報に基づいた打ち手の実行（メールの自動化など）
・見込みあり顧客の検知と伝達（検知メールやシステム連携など）

なぜMAの導入が必要なのか

MAでは、メールの⼀斉配信とは異なり、顧客属性や行動履歴によってメールの内容を変えたり、配信したメールへの反応によって次のアクションを最適なものに変更したりなどが自由に行えます。
また、それらを事前に描いた配信シナリオに沿って設定しておくことで配信が自動化できるようになります。
こうした機能によって、例えば下図に示した効果①②を実現することが可能となります。

株式会社Nexal
国内58万社のWebサイトへのクローリングによるソースコード調査結果

市場での導入状況

拡大を続けるMAマーケット

株式会社矢野経済研究所が2021年11⽉に発表した「DMP／MA市場に関する調査を実施（2021年）」によると、日本国内のDMP（Data Management Platform）／MA市場は拡大傾向が続いており、今後も堅調に推移するとレポートされています。
また、有料版調査報告書に記載されているMAのみのデータを見ても、約10%の成⻑率で市場伸張していることがわかります。その他、株式会社Nexalの「国内58万社のWebサイトへのクローリングによるソースコード調査」においても、上場企業で前年比2.4ポイント、導入が増加していると報告されています。
コロナ禍により顧客の購買プロセスがオンラインシフトしたことなどを受け、デジタルマーケティングの市場浸透が加速している状況がうかがえます。

NTTコムオンラインの役割と強み

マーケティングオートメーション・ツールと⾔っても、世の中には多種多様なプロダクトが存在します。
NTTコムオンラインでは、その中でも世界市場で高い評価と実績のある製品を取り扱い、
導入と運用支援を行っています。

Adobe Experience Cloud
（旧 Marketo Engage）

網羅的な機能実装により、BtoB、BtoC、業種業界を問わずミドルレンジを中心に
広く導入されているマーケティングオートメーション。
詳しくはこちら
Account Engagement
（旧 Pardot）

スモールからミドルレンジビジネスを中⼼に国内MA市場でシェアNo.1の実績を誇るBtoBマーケティングオートメーション。
詳しくはこちら

上記製品は、MAのトップブランドです。
いずれも十分な機能と性能を有していますが、どれを選択するかのは、導入企業様の課題や目的、予算などと、製品の持つ特長や特性とを十分に照らし合わせて決定する必要があります。
下のグラフでは、企業規模による3つの製品の占有率を示していますが、これも選定の１つの目安となるかもしれません。
NTTコムオンラインでは、MAスペシャリストがその企業様のBtoBデジタルマーケティング戦略に最適な製品を推薦し、
導入支援をさせていただきます。

ただ、MAの導⼊それ自体はあくまで手段であり、目的ではないことに十分留意する必要があります。
他のマーケティングテクノロジーとの連携や相乗効果を考慮せずに、それぞれがバラバラに運⽤されている状態では、ゴール＝成果向上、にはたどり着けません。デジタルマーケティング戦略全体を俯瞰した上でネックとなる箇所を特定し、そこに対し確実に改善策を実行してプロセスを整流化していく。
こうした全体最適化の実現には不可欠です。

プロフェッショナルチームによるトータル支援

NTTコムオンラインには、MAのスペシャリストだけでなく、全体最適化の過程で必要となってくるデータ分析、Webページ制作、コンテンツマーケティングなど幅広い分野のスペシャリストが揃っています。
彼ら彼女らがチームを組んで密接に連携・伴走することにより、総合的に企業様のデジタルマーケティング施策をご支援します。

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