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2020/07/13

アプリマーケティング

スタンプカードをアプリで作成するメリットとは

スタンプカードは、お客様の来店や会計金額に応じて店舗がスタンプを押し、たまったスタンプの数に応じて割引やプレゼントなどの特典が受けられるサービスです。スタンプカードは紙製が一般的でしたが、スタンプカードの機能を搭載したスマホアプリも開発されるようになりました。

この記事では、スタンプカードをアプリで作成するメリットを、さまざま観点から紹介します。

紙のスタンプカードとアプリのスタンプカード、どっちが人気?

スタンプカードといえば紙が一般的でしたが、アプリのスタンプカードも増えてきました。利用者には、紙とアプリのどちらが人気なのでしょう。

やはりアプリのスタンプ機能が人気だった

紙とアプリのスタンプカードがあったときにどちらを選びたいか、という意識調査をした結果、年代や性別を区別しない総計では57%の人がアプリのスタンプカードを選び、43%の人が紙のスタンプカードを選びました。

性別や年代別に集計してみると、男性はすべての年代でアプリのスタンプカードを選ぶ人が多くなっています。一方、女性は40代までの世代ではアプリを好む人が多く、50代以上は紙のカードを好む人が多い傾向です。

性別や年代で好みは分かれる傾向にあるものの、総じてアプリのほうが人気は高いといえます。また、紙のカードを使いたいと答えた人の中にも条件によってはアプリを使いたいと答えた人も68%いるため、全体としてアプリを使いたい人は約86%となり、紙よりアプリのほうが人気です。

なぜアプリのスタンプカードが人気なのか。その理由は 

アプリのスタンプカードを選んだ人に理由を複数回答で尋ねたところ、「アプリ限定のクーポンがもらえる」という回答が58.1%、「アプリとしてスマホに集約できる」という回答が53.1%、「アプリ限定のお得な情報がもらえる」という回答が約30%でした。

紙のスタンプカードは複数の店舗でもらうと財布の中でかさばり、必要なカードを取り出すのに時間がかかることがあります。しかし、アプリならそうした不便さもなくスマートです。

また、アプリを選んだ人の多くはクーポンの配布により、お得に買い物やサービス利用ができることを期待しています。

一方、スマホに集約できるアプリのほうがよいと答えた人は、30代を除いてすべての年代で男性のほうが多いです。QRコードを用いたキャッシュレス決済が普及したことにより、財布を持たない人が増えたことが理由の一つではないでしょうか。

さらに、アプリ限定のお得な情報がもらえると答えた人は30代男性が突出して多く、50代、60代の女性も多くなっています。紙のスタンプカードと比較して、アプリのほうが付加価値の高さが期待されているといえるでしょう。

アプリでスタンプカードを作る場合、無料ツールを選ぶ?

紙のスタンプカードとは異なり、財布の中でかさばらず、なくしてしまうことがないため再発行の手間がかからない、スマホを持っていればいつでも利用できるのがアプリのスタンプカードの良いところです。アプリのスタンプカードには無料のものと有料のものがあります。選ぶならどちらがよいのでしょうか。

無料スタンプカードアプリを選んだほうが良い場合

無料ツールの良い点は、店舗側にとってコストがかからないことです。紙のスタンプカードの場合はデザイン料やカード発行に印刷代などのコストがかかりますが、無料アプリであれば初期費用やランニングコストは無料になるため、経費節減になります。スタンプカードを発行するのに経費をかけたくないという場合は、無料アプリツールを選ぶとよいでしょう。

アプリで顧客情報を取得するならデータがしっかり守られるツールがよい

紙のスタンプカードとアプリのスタンプカードの大きな違いは、アプリの場合は顧客情報の取得ができるところです。店舗の利用客の属性や性別、年齢、店舗の利用頻度などの顧客情報をアプリの管理画面から一括で管理することができます。

また、顧客の属性に応じてプッシュ通知を用いてターゲティングして情報提供を行うことができるため、販促につなげられる可能性も高いです。

アプリでこうした顧客情報を取得したい考えであれば、個人情報保護などの保証がしっかりしているアプリかどうかはチェックしておくべき点だといえます。

無料で利用できるスタンプカードアプリは手軽に導入が可能な反面、顧客情報の管理に懸念が残ることもありえます。そのため、電話番号やメールアドレスといった顧客情報の取得、ユーザー管理を視野に入れるのであれば、多少アプリの開発に費用がかかってしまったとしても、セキュリティ面の運用・管理がしっかりしたシステムを利用するほうが安心だといえるでしょう。

スタンプカードアプリは品質で選ぼう

紙のスタンプカードと比べてスタンプカードアプリは、お客様側にも店舗側にもメリットが多いです。しかし、アプリの開発が終われば万事成功というわけではなく、実際にお客様に利用してもらえるか否かはアプリの品質の良し悪しによって左右されます。

使い勝手が悪いと使われなくなりがち

お客様にスタンプカードアプリを利用してもらえるか否かは、簡単に登録できるなど、使いやすいアプリかどうかが重要です。アプリの使い勝手が良くないと次第に使われなくなり、最悪の場合はアンインストールされてしまう可能性があります。せっかくスタンプカードアプリを開発してもアンインストールされてしまえば意味がありません。

利用者情報が取得できていないと、新しい情報が届けられない場合も

利用者情報の管理ができるスマホアプリの場合は、利用者の属性や性別、年代、店舗の利用回数などに合わせて店舗からのお知らせやクーポンなどを届けることが可能です。しかし、利用者情報が取得できていない場合は、利用者に対して新しい情報を届けることができない場合があり、宣伝効果は半減してしまいます。

利用者情報が取得できていないと、機種変更時にアプリデータの引継ぎが行えないトラブルも

スマートフォンの機種変更をするときには、アプリのデータ引継ぎを行うために利用者情報の入力などが必要です。しかし、利用者情報が取得できていない場合、アプリの引継ぎがうまくできず、これまで貯めたスタンプやさまざまなデータが無効になる可能性があります。そうなると、利用者側から苦情が来るかもしれません。

店頭でスタンプ付与がうまくいかないとクレームにもつながる

スタンプカードにスタンプを付与するタイミングは、利用者の会計時にレジで行われるのが一般的です。レジでの会計はスムーズに行いたいと考える利用者が多いため、何らかの事情でスムーズにスタンプ付与できなければ、利用者や他にレジに並んでいる人をイライラさせてしまう可能性があります。その結果、アプリや店舗に対する印象が良くないものになってしまう可能性がないとはいえません。

利用者がアプリに期待するのはスタンプカードだけではない

利用者は、スタンプカードとしての機能だけをアプリに求めているわけではありません。アプリ開発の際には利用者の声に寄り添ったサービスを展開していくことで、店舗への再来店を促す動機付けになります。

お得なクーポン

アプリ限定のお得なクーポンがもらえることに期待を寄せている利用者は少なくありません。お得なクーポンがもらえるなら、紙ではなくアプリを利用したいと答えた人は40%を超えています。お得なクーポンに期待を寄せている人を性年代別にみると20代女性が最も多く、59.2%となっています

キャンペーン情報

キャンペーン情報をプッシュ通知で行うことも、既に獲得したお客様へのアプローチ法として適しています。プッシュ通知はアプリを起動させなくてもスマホのホーム画面に表示させることができるため、お客様の目に留まりやすいことが特徴です。実際、メルマガの開封率は約0.1%であるのに対し、プッシュ通知の開封率は約60%ともいわれています。いくら情報を送っても見てもらえなければ集客にはつながらないため、プッシュ通知を利用しない手はないでしょう。

セール情報

店舗マーケティングを行ううえでは、お客様の来店回数や購入金額に応じて異なるセール情報を送ることもポイントです。店舗の売上の8割は2割の優良顧客によってもたらされるといわれており、リピーターを育成することは売上アップに直結します。優良顧客については来店頻度を保つこと、リピーターを優良顧客に育成すること、一見さんはリピーターに育成することを目的とした戦略が有効です。

お客様を差別化しているようにみえますが、一律ですべてのお客様に同じ情報を送るよりも高い販促効果が得られます。

たとえば、来店回数が多いお客様や購入金額が多いお客様には、囲い込みを狙ったシークレットセールなど特典付きの案内を送ることが効果的です。定期的に来店しているお客様には、感謝セール情報を送ることが来店回数を増やすきっかけになります。一度しか来店していないお客様には、ニュース配信を行うことが再度来店する動機付けになるでしょう。

「モバイルウェブ」のスタンプカード機能

スタンプカードの機能を搭載した店舗アプリの開発にあたっては、紙のスタンプカードと比較してメリットや販促効果を実感したいものです。ここでは、リピーターの獲得に効果的な「モバイルウェブ」のスタンプカード機能について解説します。

利用履歴もしっかり取得。次の来店へつながる施策も実施可能。

紙のスタンプカードは、カードのデザイン料や印刷代などのコストがかかります。また、店舗ごとのカードの在庫管理や追加の発注、スタッフによるカードへのスタンプの押印、いっぱいになって回収したカードの管理など、さまざまな作業が必要です。スタンプカードアプリにすることで、そうしたスタッフの手間もかからなくなりますし、カードの発行費用もかかりません。

また、紙のスタンプカードの場合、カードを配布しても実際どれくらいのお客様が再来店しているのか、カードを発行するためのコストに見合った効果が得られているのかを測定することは簡単ではありません。モバイルウェブのアプリは、紙のポイントカードや会員証、スタンプカードをスマホアプリ内に集約できるため、顧客管理も簡単に行うことが可能です。

モバイルウェブの管理画面では、いつ、どのお客様が、どの店舗に、何度来店したのかという利用履歴を確認することができます。複数の店舗がある場合は、店舗ごとのアプリの利用状況やどれくらい活用されているのかを知ることも可能です。それらの情報をもとにして、初回来店のお客様、複数回来店のお客様、優良顧客など、来店回数に合わせた案内やお知らせの配布を行うこともできます。

機能紹介

モバイルウェブのスタンプカードアプリは、GPSを利用したスタンプ付与が標準機能です。店舗情報と連動させれば、どの店舗にいつお客様が来店したかを把握できます。POSレジとスマホアプリを連動させてスタンプ付与を行いたい場合は、追加開発で対応が可能です。スタンプカードのマス目は、要望に応じて指定できます。

さらに、スタンプカードのスタンプは、既存のもの以外にお客様の用意したオリジナル画像を使うことも可能です。スタンプカードがいっぱいになると、スマホアプリ上でクーポンと交換できます。スタンプ数に応じて特典つきのクーポンを自由に設定できるため、お客様に再来店を促すきっかけにもなります。

おわりに

導入時はコスト以外もしっかり検討しよう

集客効果を狙ってアプリを導入する際には、コストがどれくらいかかるのかは気になるところでしょう。しかし、いくらコストを抑えられたとしても肝心の使い勝手がよくなかったり、利用者情報がうまく取得できないなどの不具合があったりするようでは、実質的に使いにくいアプリということになってしまいます。

アプリの使い勝手が悪いと、せっかくお客様がダウンロードしたとしてもアンインストールされてしまう可能性があり、そうなれば集客効果を期待することは難しくなるでしょう。また、店舗の印象も良くないものになってしまいかねません。

そのため、店舗アプリの開発にあたっては、どのような機能があり、集客効果が得られるのか、さまざまな方向から検討をしていくことが必要です。

アプリでスタンプカードを実現するなら「モバイルウェブ」

「モバイルウェブ」は、集客に特化したノウハウを詰め込んだアプリを提供するASPサービスです。

標準機能にはさまざまなものを用意しており、要望に応じてアプリ開発を行うことができます。モバイルウェブのスタンプカードアプリは、誰が、いつ、どの店舗に来店したかを把握することが可能です。お客様の行動履歴を収集、分析することにより、個々のお客様に合わせたコンテンツの配信ができます。

すべてのお客様に同じ情報提供をするよりも、来店回数や性別、年齢などに合わせたクーポンやセール情報などを届けるほうがお客様の再来店促進につながり、効率の良い集客が可能です。また、POSレジとの連携開発やポイントシステムとの連携開発、Webサイトやデータベースとの連携も行い、HPの更新に合わせてアプリの情報更新も行うことができます。

さらに、スマホアプリのOSバージョンアップへの対応やアプリのシステム運用保守はモバイルウェブが対応するため、安心してアプリの運用が可能です。そして、アプリの運用で困りごとが生じたときは、契約者向けのヘルプデスクにメールや電話で相談できるなど、アフターフォローも充実しています。

店舗の集客を目的としてスタンプカードアプリの導入を検討しているなら、「モバイルウェブ」を選んではいかがでしょうか。

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