2018/12/11
小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2018 秋
前回は「小売店公式スマホアプリ インストール調査結果」をご紹介し、ユーザーはどんな小売店向けアプリをインストールしているのかについて業界別に分析をしました。
今回は公式スマホアプリをユーザーがインストールするきっかけについてご紹介します。
より多くのユーザーに公式スマホアプリを利用してもらう為には、どういったきっかけを創出すればよいのでしょうか。
本調査では、ユーザーの属性によって公式スマホアプリをインストールするきっかけが異なるということがわかりました。
自社のターゲットユーザーに合わせたアプローチ方法を考える際に、ぜひご活用ください。
「店内の掲示」(31.0%)が最も多く、業種単位の結果も最多でした。
以下「生活圏内に店舗があったから」、「アプリストア」の順となりました。
上位3つのきっかけ別は次のような結果となっています。
「店内の掲示」がきっかけで公式スマホアプリをインストールしているユーザーは「飲食店」(39.5%)が最も多く、「ファストフード」(23.2%)が最も少ない結果となりました。
「生活圏内に店舗があったから」という理由がきっかけで公式スマホアプリをインストールしているユーザーは「スーパー」(24.2%)が最も多く、続いて「コンビニ」「ファストフード」の順となりました。
「アプリストア」がきっかけで公式スマホアプリをインストールしているユーザーは「百貨店」(25%)が最も多く、続いて「カフェ」「雑貨」の順となりました。
ユーザーの職業別に見た「公式スマホアプリをインストールするきっかけ」について特徴的だったものをご紹介します。
職業別に見ると、専業主婦(主夫)は特に店内の掲示や店員のすすめで公式アプリをインストールすることが多くある一方で、専業主婦(主夫)はテレビ番組や雑誌がきっかけで公式アプリをインストールすることが少ないという結果でした。
また、会社員は全体と比べて新聞雑誌やインターネット広告がきっかけで公式アプリをインストールすることが多いこともわかりました。
スーパーと同じように、専業主婦(主夫)は店内の掲示がきっかけで公式アプリをインストールすることが全体と比較して多いという結果でした。さらに、専業主婦が公式アプリをインストールするきっかけとして、家族や知人の口コミも全体と比べて多いこともわかりました。
会社員(正社員)は全体に比べてアプリストアをきっかけに公式アプリをインストールすることが多いという結果でした。さらに、会社員(正社員)は全体に比べてインターネット広告がきっかけでインストールすることが多いという結果でした。一方で専業主婦(主夫)には店内の掲示が公式アプリインストールのきっかけとして有効だということもわかりました。
業界問わず、小売店舗では公式スマホアプリをユーザーにインストールしてもらうため、様々な工夫をされているのではないでしょうか。
今回の結果から全業種において店内の掲示が重要だということが再認識できました。
また、業種別でみた場合、特に飲食物・日用品を扱うような業種は店舗周辺に居住している、勤めているユーザーへのプロモーションでインストール数拡大の期待がもてそうだということがわかりました。
次回は「公式スマホアプリの利用頻度」について掲載予定です。
また、集計結果をまとめたレポートをご希望の方は弊社までお問い合わせください。
スマホアプリの開発をご検討されているお客さまを対象とさせて頂きますので、ご希望に添えない場合もございます。予めご了承くださいませ。
<設問例>
【本調査実施概要】
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本レポートは2019年に実施した調査結果についての分析レポートです。是非ご覧ください。