2019/01/08
小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2018 秋
前回は「スマートフォンに公式アプリをインストールしたきっかけ」をご紹介し、ユーザーはどういったきっかけで小売店向けアプリをインストールしているのか業界別/ユーザーの職業別に分析をしました。
今回は公式スマホアプリをユーザーが利用する頻度についてご紹介します。
より多くのユーザーに何度も公式スマホアプリを利用してもらう為に様々な工夫をされているかと思います。
本調査では、業種・業態によって公式スマホアプリを利用する頻度が異なるということがわかりました。
自社ブランドのファンを増やし、ユーザーをロイヤルカスタマーに育成するには業種・業態に合わせたスマホアプリでの施策が求められます。
スマホアプリで自社のユーザーにアプローチを行う際に、ぜひご活用ください。
「月に1回程度」(32.2%)が最も多く、「週に1回以上」と答えたユーザーは14.5%、「週1回程度」と答えたユーザーは17.3%、「数か月に1回程度」と答えたユーザーは21.5%という結果でした。
頻度別に集計すると、業種・業態によって大きく異なる傾向が見受けられました。
週1回以上、公式アプリを利用しているユーザーが最も多い業種は「コンビニ(27.9%)」でした。
続いて「スーパー(27.0%)」、「カフェ(21.2%)」の公式アプリが頻繁に利用されているという結果でした。
また、週1回以上、公式スマホアプリを利用しているユーザーが最も少ない業種は「アパレル(6.8%)」でした。
利用頻度の少ない業界では、アプリを利用するきっかけとなるコンテンツの追加や、工夫が必要となるようです。
週1回程度、公式アプリを利用しているユーザーが最も多い業種は「コンビニ(30.0%)」でした。
続いて「カフェ(23.8%)」「スーパー(22.5%)」の公式アプリが週1回程度利用されているという結果でした。
「利用頻度:週1回以上」のグラフと比べて似通った傾向があることがわかりました。
月に1回程度、公式アプリを利用しているユーザーが最も多い業種は「ドラッグストア(44.4%)」でした。
続いて「ファストフード(38.0%)」「飲食店(38.0%)」の公式アプリが月に1回程度利用されているという結果でした。
「利用頻度:週1回程度」のグラフと比較すると、ドラッグストアの利用者が大きく増えた一方でコンビニの利用者が大きく減る傾向にありました。
ユーザーが公式アプリを月に1回程度利用している状況であれば、週1回程度の利用頻度を目指した施策を行うことで来店頻度や売上の向上を見込めるのではないでしょうか。
数か月に1回程度、公式アプリを利用しているユーザーが最も多い業種は「雑貨(36.9%)」でした。
続いて「アパレル(33.9%)」「家電量販店(31.0%)」の公式アプリが数か月に1回程度利用されているという結果でした。
「利用頻度:月に1回程度」のグラフと比較すると、雑貨やアパレルの利用者が大きく増えた一方で、ファストフードやカフェの利用者が大きく減る傾向にありました。
数か月に1回程度では、ユーザーに届けたい情報が届いていない可能性があります。定期的に公式アプリを起動してもらえるきっかけ作りを工夫する必要があるようです。
公式アプリで情報を発信し、ユーザーに再来店の促進を行っている企業は業種・業態問わず多いのではないでしょうか。
しかしながら、情報を発信するだけの公式アプリではユーザーが起動しなくなる傾向があります。
利用頻度を高めるためには業種・業態に合わせた施策の検討が必要です。
弊社では定期的にクーポンやポイントなどが当たるスクラッチ機能をご提供しており、アプリの起動率を高める施策にご活用頂いています。
スクラッチ機能はアプリの起動率を高めるだけでなく、当たったお得なクーポンを店頭で利用したいというユーザーに再来店を促進することができます。
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次回は「公式スマホアプリをほとんど使っていない理由」について掲載予定です。
このレポートには他にもこんな設問が記載されています。
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