2020/03/19

小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2019 秋

来店頻度(来店回数)を上げるために必要な施策は?

こんにちは。モバイルウェブマーケティング担当です。

前回は「クーポンを発行するとアプリ利用者は来店するのか」をご紹介し、利用者にとって使いたいクーポンを配信されているのであれば、来店につながる可能性が大いにあることがわかりました。

さて今回は、「来店頻度(来店回数)を上げるために必要なアプリ機能」をご紹介します。
みなさんは店舗でアプリをインストールした後、アプリをきっかけに店舗へ再来店した経験はありますか。
利用者の来店頻度(来店回数)を上げるには、どのようなアプリ運用が効果的なのでしょうか。

ぜひこのレポートで「アプリをきっかけに来店する店舗利用者の動機」を探り、スマホアプリを効果的に活用して集客につなげてください。

このレポートはこんな方におすすめです。

  • アプリで再来店を促進したい
  • 利用者の来店頻度がなかなか上がらず困っている
  • 来店回数データをどのように活用したらよいかわからない

アプリインストール後、来店回数(来店頻度)が増えた経験はあるか

  • 「ない(61%)」と回答した人が多かった。
アプリインストール後、来店回数が増えた経験があるか

調査の結果、アプリをインストールした後、来店頻度が上がったと回答した利用者は39%であると分かりました。
一方で61%の利用者は来店頻度が上がった経験がないと回答していました。
利用者の再来店や売上拡大目的でアプリを開発しているにもかかわらず、利用者の再来店促進に苦戦している店舗も多いのではないでしょうか。

では、「ある」と回答した人の年代に特徴はあるのでしょうか。性年代別に分析してみました。

【性年代別】アプリインストール後、来店回数が増えた経験があるか

調査の結果、年代によって偏りがあることがわかりました。
20代の男性では、52%の利用者があると回答していますが、60代の女性では30%の利用者があると回答しました。
20代30代60代男性の半数近くはアプリを活用する傾向があるようです。

しかしながらすべての性年代において、アプリインストール後に再来店をしたことがあると回答した利用者がいるようです。
来店頻度の高いアプリ利用者数を拡大するには、対象者に合わせたキャンペーンなどの施策を実施することで、再来店を見込める可能性が大いにあるのではないでしょうか。

また店舗でキャンペーンを実施した際に、どのような顧客属性が反応するか把握することが重要ではないでしょうか。
さらにアプリをきっかけに再来店した人の具体的な理由を分析してみました。

アプリをきっかけに再来店した理由(複数回答あり)

調査の結果、「お得なクーポンが配布されており、ぜひ使いたいと思ったから(84.3%)」が最多、次いで「ポイントやマイルをもっと溜めたいと思ったから(39.3%)」、「今まで知らなかった商品の最新情報を知ったため、来店して購入したいと思ったから(23.6)」が多い結果でした。

アプリをきっかけに利用者の再来店を促進させるには、利用者にとってお得なクーポンの発行、ポイントやマイルを貯める仕組みをアプリで作ることが必要なようです。

では、「お得なクーポンが配布されており、ぜひ使いたいと思ったから」と回答した人を性年代別に分析してみました。

【性年代別】「お得なクーポンが配布されており、ぜひ使いたいと思ったから」と回答した人の割合(複数回答あり)

調査の結果、すべての年代において女性のほうが「お得なクーポンが配布されており、ぜひ使いたいと思ったから」と回答した人が多いという結果が得られました。
また年齢層が上がるほど、クーポンを好む利用者が多い傾向があるようです。

次に、「ポイントやマイルをもっと溜めたいと思ったから」と回答した人を性年代別に分析してみました。

【性年代別】「ポイントやマイルをもっと溜めたいと思ったから」と回答した人の割合(複数回答あり)

調査の結果、50代男性が最も多く「ポイントやマイルをもっと溜めたいと思ったから」と回答しており、
20代を除いたすべての年代において男性のほうがポイントやマイルを好む傾向が見られました。

次に職業別に分析してみました。

職業別 アプリをきっかけに再来店した理由

会社員 アプリをきっかけに再来店した理由(複数回答あり)
主婦(主夫) アプリをきっかけに再来店した理由(複数回答あり)

会社員・主婦(主夫)ともに、上位二つ「お得なクーポンが配布されており、ぜひ使いたいと思ったから」「ポイントやマイルをもっと溜めたいと思ったから」は共通の回答でした。一方で、会社員では「会員ランクが設定されており、ランクアップしたいと思ったから」と回答した人が28%、主婦(主夫)では7.1%という結果でした。
ランクアップ企画は、主婦(主夫)よりも会社員の利用者にとって魅力的なようです。

また「今まで知らなかった商品の最新情報を知ったため、来店して購入したいと思ったから」と回答した利用者は、会社員では4.3%だったのに対し、主婦(主夫)では19%という結果でした。
この結果から、主婦(主夫)のほうがアプリの最新情報をキャッチアップして来店する傾向があることが分かりました。

アプリダウンロード後に会員登録を行うフローを設置し、利用者に自身の職業を選択してもらう項目を設けることで利用者の職業情報を把握することが可能です。
モバイルウェブのスマホアプリなら、取得した職業別にアプリ会員を抽出してプッシュ通知を送ることが可能です。
例えば、主婦(主夫)の利用者にはプッシュ通知の配信頻度を増やし、会社員の利用者にはプッシュ通知の配信頻度を少なくして運用することも可能です。

さらに「アプリを入れたことでお店を身近に感じるようになり、来店したいと思ったから」と回答した利用者は、会社員では22.6%、主婦(主夫)は14.3%でした。
アプリをインストールしてもらうと会社員のほうがお店を身近に感じ来店意欲が沸くようです。
まずはアプリをインストールしてもらえるよう慎重に企画を検討することも必要だと改めて分かりました。
過去の調査で、アプリをインストールしたきっかけについてレポートを掲載しています。

店舗でアプリをインストールした最も大きな理由はこちら

来店頻度(来店回数)を上げるにはクーポンが有効

今回の調査では、アプリをきっかけに来店したことがある利用者はわずか40%程度という結果でした。
しかし分析を進めると、アプリをきっかけに来店したことがある利用者のうち約80%は「使いたいクーポンが配布されておりぜひ利用したいと思ったから」という理由で来店に繋がっていることがわかりました。

前回の「クーポンを発行するとアプリ利用者は来店するのか」の調査でも明らかになったように、利用者にとって「使いたいクーポンが発行されている」のであれば、来店につながる可能性が大いにあることが再認識できました。

アプリ利用者の来店頻度を上げるための施策として、属性別に限定クーポン配信を行うことをおすすめします。

・アプリで利用者の来店頻度を上げる施策例

  • ①まずは全利用者に対して同じクーポンを配信
  • ②クーポンを利用しなかった利用者を抽出
  • ③抽出した利用者の属性を性年代別に分析。性年代別に偏りがあったかどうか調べる
  • ④性年代別に偏りがあった場合は、クーポン利用率の低い利用者属性に対して新たなクーポンを配信
     ※このとき新たなクーポンは、性年代に合わせたニーズの高そうな内容となるよう精査する

モバイルウェブなら「アプリ利用者の性年代情報の取得」「クーポンの利用履歴情報の取得」「アプリ利用者の絞り込み」「クーポンの絞り込み配信」機能が実装されているため、上記のような施策を実現可能です。

クーポン機能および利用履歴の活用イメージはこちら

さらに「アンケート機能」を利用すれば、クーポンを利用してくれなかった利用者に対してなぜ利用しなかったのか調査を行うことも実現可能です。
これらの機能は追加費用なしでご提供しています。

利用者にとって使いたいと思うクーポンの配信には、アプリで取得したデータの活用が必須です。

次回は「店舗向けアプリに人気の機能とは」を分析し公開します。
利用者はどのような機能があると嬉しいと感じるのか性年代別にご紹介します。

本調査実施概要

  • 調査テーマ:スマートフォンのアプリに関するアンケート
  • 調査対象:20代から60代の男女1058名
  • 調査実施期間:2019/11/27 ~ 2019/11/28
  • 総回答数:1098サンプル
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査機関:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション NTTコムリサーチ

集計結果としてまとめたレポートをご希望の方は下記リンクよりお問い合わせください。
お問合せ受付後に弊社担当者よりご連絡差し上げます。
なお、お問合せ内容により、レポートの提供をお断りさせて頂く場合がございます。
予めご了承ください。

モバイルウェブ 
スマホアプリの特徴