2020/03/05

小売店 業種別 公式スマホアプリ調査2019 秋

クーポンを発行するとアプリ利用者は来店するのか

こんにちは。モバイルウェブマーケティング担当です。

前回は「ポジティブなアプリレビューを増やす方法は?」をご紹介し、ポジティブなアプリのレビューを増やすためには、クーポン発行やプッシュ通知配信といった日頃のアプリ運用が重要であることが分かりました。

さて今回は、「クーポンを発行するとアプリ利用者は来店するのか」をご紹介します。
みなさんは実際にアプリで発行されたクーポンをきっかけに来店したことがありますか。
店舗に行くことを決めてからアプリを起動しすでに発行されているクーポンを探している利用者が多い場合、クーポンが来店の動機ではなく単なる値引きのツールとなってしまいます。

ぜひこのレポートで「アプリをきっかけに来店する店舗利用者の動機」を探り、スマホアプリを効果的に活用して集客につなげてください。

このレポートはこんな方におすすめです。

  • アプリを開発したいが集客につながるか不安
  • アプリでクーポンを発行しているがなかなか集客できず困っている
  • スマホアプリを運用しているが、実際に再来店の促進につながっているかわからない

アプリをきっかけに来店したことがあるか

  • 「ない(60%)」と回答した人が多かった。
アプリをきっかけに来店したことがあるか

調査の結果、アプリをきっかけに来店したことがあると回答した利用者は40%であると分かりました。
一方で60%の利用者がないと回答していることから、集客や販促目的でアプリを開発しているにもかかわらず、アプリでの集客に苦戦している店舗も多いのではないでしょうか。
では、「ある」と回答した人の年代に特徴はあるのでしょうか。年代別に分析してみました。

年代別・アプリをきっかけに来店したことがある人の割合

調査の結果、30代・50代(22%)が最も多く、次に40代(21%)が多いという結果でした。
すべての年代において一定数の利用者がアプリをきっかけに来店したことがあると回答したことが分かりました。

ではアプリをきっかけに来店した利用者は、どのような理由で来店したのでしょうか。

アプリをきっかけに来店した理由

調査の結果、「使いたいクーポンがあったから(79%)」が最多、次いで「お得なセール情報をキャッチしたため(64.3%)」、「ポイントやマイルを貯めたかったから(39.7)」が多い結果でした。

アプリをきっかけに来店促進をおこなうには、利用者が使いたいと思うクーポンの発行、利用者にとってお得なセール情報を送付すること、ポイントやマイルを貯める仕組みをアプリで作ることが必要なようです。

では、利用者にとって「使いたいクーポン」「お得な情報」とはどのような内容でしょうか。
利用者ごとにニーズが多様化しているため、すべてのお客様へ同じクーポン発行をする従来のような方法では、クーポンは単なる値引きのツールとなってしまいます。

今回は利用者の年代別にさらなる分析を行い、各年代に対する適切なアプローチを解説します。

年代別 アプリをきっかけに来店した理由(割合分析)

アプリをきっかけに来店した理由の上位3つは、それぞれ「クーポン発行機能」「プッシュ通知機能」「ポイント機能」を活用すれば開発・実装が可能です。
これらの機能は多くのアプリに実装されており、すべての年代に広く受け入れられていることが分かりました。

またサンプル数が少ない為、参考ですがそのほかの機能についても調査結果を掲載します。

【参考】年代別 アプリをきっかけに来店した理由(割合分析)

上記のような機能は、全体的に20代、30代の来店につながる可能性が比較的高い傾向があるようです。
これらの機能は一部アプリで実装されていますが、実装されていないアプリも多く見受けられます。
アプリ開発を行う際に多額の予算を掛けて特異な機能を実装するよりも、利用者の属性にあわせてクーポン発行プッシュ通知配信が行えること、ポイント機能が付帯したアプリを活用することが利用者に受け入れられやすいアプリとなるようです。

クーポンを発行するとアプリ利用者は来店するのか

利用者にとって「使いたいクーポンが発行されている」のであれば、来店につながる可能性が大いにあることが改めて分かりました。

利用者にとって使いたいと思うクーポンや情報配信には、アプリで取得したデータの活用が必須です。
スマホアプリとデータベースが一体となったスマホアプリであれば、アプリで取得した利用者の属性情報や発行したクーポンの利用状況をもとに、利用者に合わせた新しいクーポンの発行や情報配信を実現することが可能です。

さらにアプリとPOSレジの連携開発を行うと、アプリで取得した利用者情報と購買履歴を紐づけて管理することが可能となり、利用状況に応じたクーポンの発行や情報配信なども実現できます。

クーポンの利用実態については過去の調査レポートをご覧ください。
アプリでクーポンを配布しても集客できない?!その理由とは

アプリ機能を必要最低限のものにすることで費用を抑えられれば、POSレジやHPといった外部システムとアプリの連携開発を検討することも可能ではないでしょうか。
外部システムとの連携開発を行うと、データを活用した再来店促進施策を実現できるだけでなく運用が楽になるといったケースもあります。

次回は「来店頻度(来店回数)を上げるために必要なアプリ機能を分析し公開します。
利用者が何をきっかけに再来店しているのか、調査の結果をご紹介します。

本調査実施概要

  • 調査テーマ:スマートフォンのアプリに関するアンケート
  • 調査対象:20代から60代の男女1058名
  • 調査実施期間:2019/11/27 ~ 2019/11/28
  • 総回答数:1098サンプル
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査機関:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション

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