2022/03/14

VOCマネジメント

X (旧Twitter)で拡散を狙うには?ツイートの時間帯や投稿のコツを紹介

X (旧Twitter)はSNSのなかでも拡散力が高いことが特徴です。そのため、マーケティング施策の一環としてX (旧Twitter)を活用する企業も増えています。X (旧Twitter)でマーケティング成果を上げるために、重要になるのが投稿する時間帯です。投稿時間帯によってプロモーションへの反響が変わってくるため、タイミングを見極めてツイートする必要があります。そこで、この記事ではX (旧Twitter)におけるおすすめのツイートの時間帯や、投稿のコツについて解説します。

X (旧Twitter)におけるマーケティングで投稿時間が重要になる理由とは

X (旧Twitter)で効果的にマーケティングを行うためには、投稿の時間帯を意識することが重要になります。それでは、なぜツイートの時間が重要視されているのか、主な理由を見ていきましょう。

時間帯によりアクティブ率が変動するため

X (旧Twitter)を利用する人の数、いわゆる「アクティブ率」は時間帯によっても異なります。アクティブ率が高い時間帯にツイートすれば、そのぶんより多くの人に投稿を見てもらえる可能性があります。X (旧Twitter)によるプロモーションは、いかに投稿内容を多くの人に見てもらえるかが重要です。そのため、投稿はただの思いつきではなく、しっかりとタイミングを見極めて戦略的に行う必要があるのです。

アクション数やフォロワーの増加に関係するため

投稿した内容が多くの人の目に留まれば、それだけ「いいね」「リツイート」などの反応を得られる可能性が高まります。ツイートが拡散されると、さらに多くのユーザーが目にするきっかけとなるでしょう。タイミングを見極めて投稿をすることにより、アクションやフォロワーの増加などにつなげることができます。

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X (旧Twitter)でアクティブユーザーが多い時間帯・曜日・傾向について

X (旧Twitter)によるマーケティング施策を考えるうえで、把握しておきたいのが「アクティブユーザーがいつ活動しているのか」ということです。ここでは、一般的にアクティブユーザーが多いといわれる時間帯と曜日ごとの傾向について見ていきましょう。なお、これはあくまでも一例となります。目安として捉え、マーケティング施策を考えるうえでの参考にすると良いでしょう。

アクティブユーザーが多い時間帯

ここでは時間帯ごとに、アクティブユーザーの傾向を紹介します。時間帯によってアクティブユーザーにどのような違いがあるのか、きちんと把握しておきましょう。

【7~8時】通学・通勤の時間帯

一般的にX (旧Twitter)は深夜から早朝にかけてアクティブユーザーの数が減少する傾向にあります。朝の7~8時頃になると、X (旧Twitter)を利用するユーザーの数が増加するといわれています。これは、朝の7~8時ごろが通勤・通学の時間帯であることが一つの理由といえるでしょう。朝の7~8時は公共交通機関を利用し、学校や会社に向かう学生・社会人が大勢います。その際、移動中にスマホを使用してX (旧Twitter)を閲覧する人が増えるためだと考えられています。この通学・通勤のピークタイムを過ぎると、アクティブユーザーの数は徐々に減っていく傾向です。

【12~13時】ランチ・お昼休憩の時間帯

朝7~8時の通学・通勤の時間帯を過ぎたあと、次にアクティブユーザーが増加しやすいのがお昼休憩の時間帯です。日中の12~13時は学生や社会人がランチ・お昼休憩をとるケースが多い傾向にあります。授業中や仕事中にチェックできなかったX (旧Twitter)を開き、ツイートを閲覧する人も多いでしょう。ただし、12~13時はアクティブユーザーの数と比例してツイートも多くなります。そのため、タイムラインの流れも活発になり、この時間帯の投稿はそのほかのツイートに紛れてしまう可能性も考えなければいけません。13時を過ぎると、お昼休憩が終わる人が増えてアクティブ率も下がっていきます。

【15~17時】放課後の時間帯

ランチ・お昼休憩のあとは15~17時、放課後の時間帯にアクティブユーザーが増加する傾向にあります。X (旧Twitter)は若年層や学生の利用者が多いといわれています。つまり、中学生・高校生・大学生などの学生が多く利用するX (旧Twitter)は、放課後にあたる時間帯にアクティブユーザーが増えやすいのです。学生など若年層をメインターゲットとしている場合は、放課後の時間帯を狙ってツイートするとプロモーションの効果を得やすいでしょう。

【20~22時】ゴールデンタイムと呼ばれる時間帯

20~22時は一般的にゴールデンタイムと呼ばれ、1日のなかでもアクティブユーザーが多い時間帯だといわれています。なぜなら、20~22時は学校や仕事が終わり、自宅でプライベートタイムを楽しむ人が多いためです。自宅でインターネットを楽しむなどリラックスして過ごす人が増え、X (旧Twitter)のアクティブ率が向上します。ただし、アクティブユーザーが増えるとそのぶんタイムラインの流れも活発になり、投稿も埋もれやすくなります。ツイートを多くの人に見てもらえないまま流れてしまうケースもあるため、注意が必要です。ゴールデンタイムに投稿する場合は、ユーザーの興味を引くような工夫をする必要があるでしょう。

曜日ごとのアクティブユーザーの傾向

アクティブユーザーの増減は時間帯だけではなく、曜日も関係しています。ここでは、平日と休日それぞれにおける傾向を見ていきましょう。

平日(月~金曜日)

月~金曜日のいわゆる平日の場合、曜日によって多少の変化はあったとしてもユーザーの行動に特別な違いはないと考えられています。というのも、学校や仕事などの関係から多くの人は月曜日から金曜日までの5日間において、活動がルーティン化しているためです。たとえば、社会人であれば朝の6時に起きて12時にお昼休憩をとり、17時に退社というような具合です。平日は1日の過ごし方が規則的なぶん、X (旧Twitter)のアクティブ率にも大きな変化が生じにくいと考えられています。

したがって、平日にツイートする場合は曜日にそこまでこだわる必要性はないといえるでしょう。曜日というよりも、アクティブユーザーが多い時間帯を狙うというような工夫によって効果を高められます。

休日(土・日・祝日)

休日は1日を通してアクティブ率が高い傾向にあるとされています。特に、休日の午後の時間帯はアクティブユーザーが増加しやすいタイミングです。このタイミングを狙うことで、多くの人に投稿を見てもらえる可能性があるでしょう。

X (旧Twitter)の投稿でおすすめの時間帯とは

X (旧Twitter)で多くの人に注目してもらえる、つまり拡散に効果的な時間帯とは何時頃なのでしょうか。上記したアクティブユーザーの時間や曜日ごとの動向を踏まえて、ツイートする際のおすすめの時間帯をいくつか紹介します。拡散されやすい時間帯は何時頃なのか、しっかりと把握してタイミングを見極めましょう。

平日の日中11~15時

多くの人にリツイートされ拡散が期待できるタイミングは、平日だと日中の11~15時です。平日のこの時間帯はいわゆるビジネスタイムにあたり、自発的に投稿するよりもタイムラインを見る人が多い傾向です。その関係から、目についた投稿を拡散してもらえる可能性があります。平日はアクティブユーザーの数が増加するゴールデンタイムを狙うべきだと考える人もいるかもしれません。しかし、実際にはそうシンプルにいかず、思うように拡散効果を得られない場合があります。自社のターゲット層を踏まえて、ツイート数が少なく拡散されやすい穴場の時間帯を見つけるなど工夫してみましょう。

休日の日中12~14時

休日は日中12~14時の投稿が拡散されやすい傾向にあり、おすすめのタイミングです。休日の午後はユーザー数が増えやすく、このタイミングを狙ってプロモーションを行う企業も多くみられます。ただし、ツイートの数そのものが増えやすい点を考慮して投稿する必要があります。多くの人に関心を持ってもらうためにも、良質な内容を心がけてツイートする必要があるでしょう。

X (旧Twitter)で拡散を狙うためのポイント

X (旧Twitter)の運用ではアクティブユーザーが多い時間帯や曜日などを考慮することが大切です。また、拡散を狙うためにはいくつかポイントがあります。具体的にどのようなことを意識すれば良いのか、X (旧Twitter)で拡散を狙うためのポイントをチェックしていきましょう。

自社のフォロワーの属性を調べる

一般的なデータやユーザーを参考にすることも、X (旧Twitter)運用では大切です。しかし、X (旧Twitter)で拡散を狙うためには自社のフォロワーに焦点を当てることも重要な要素となります。たとえば、主なフォロワーが学生の場合と会社員の場合とでは、適した投稿のタイミングも変わってくるでしょう。このように、フォロワーの属性や主な活動の時間帯を把握することで、必要な人のもとにしっかりと情報を届けることができます。それによって、拡散効果を高められるでしょう。

投稿はゴールデンタイムだけにこだわらない

基本的に、ゴールデンタイムはアクティブユーザーが増えやすい傾向にあります。このような傾向から、「投稿はゴールデンタイムに行おう」とタイミングを絞り込んでしまうケースもみられます。しかし、実際にはアクティブユーザーが多いと、そのぶんツイートが流れてしまう可能性もあるため注意が必要です。ゴールデンタイムだけに絞り込まず、慎重に自社に適した投稿時間を見極めることが重要になります。

セルフリツイートを行う

投稿を拡散するためのリツイート機能は、ほかのユーザーの投稿に対して活用するものだと捉えられがちです。しかし、実際には自社の過去の投稿を拡散したいときにも活用できます。たとえば、思うように拡散されなかったり、多くの人の目に留まらなかったりした過去のツイートもあるでしょう。このような投稿をセルフリツイートすると、再びユーザーに見てもらうきっかけをつくれます。ただし、同じ投稿を繰り返しリツイートすると、ユーザーにしつこいと思われてしまうおそれがあるため注意が必要です。同じ投稿のセルフリツイートは2~3回程度に留めておくことが無難でしょう。

ユーザーの興味を引く工夫をする

拡散を狙うためには、ユーザーの目を引くような投稿内容にする必要があります。たとえば、文章だけではなく画像や動画などをつけると効果的です。文字に加えて画像や動画があると人々の興味を引きやすくなり、なおかつ内容が8より理解しやすいものになります。文章だけの投稿にしたい場合は、絵文字などを利用するのもおすすめです。絵文字の色によって華やかな印象になり、ユーザーの目に留まりやすくなります。

ハッシュタグを活用する

X (旧Twitter)を運用するうえで、覚えておきたい便利なものがハッシュタグです。ハッシュタグとは「#」がついたキーワードのことです。ハッシュタグがついたキーワードはタグ化され、それをクリックすると同じキーワードが含まれる投稿を簡単に検索できます。このような性質から拡散性を高める効果が期待できるとされ、マーケティングに多く活用されています。なお、ハッシュタグを使う際は、関連性のあるツイート内容にすることが基本です。

投稿内容とまったく関係のないハッシュタグをつけてツイートした場合、ユーザーに「閲覧数を稼ぐためにやっている」と悪い印象を与えるおそれがあります。関連性に注意しつつ、ハッシュタグを有効に活用しましょう。

予約投稿する

たとえばゴールデンタイムや休日の午後など、X (旧Twitter)は特定の時間や曜日などにアクティブ率が高まる傾向にあります。自社のフォロワーの属性によっては平日の放課後が狙い目など、企業によっても効果的な投稿のタイミングは異なるでしょう。ただ、就業時間などの関係から、ベストな時間帯にX (旧Twitter)運用担当者が活動できないケースもみられます。このような場合、大きな機会損失になってしまいます。そこで、便利なのが予約投稿です。ツールのなかには予約投稿機能が備わっているものがあり、活用することでアクティブユーザーが多い時間にも対応できるようになります。

ツールを活用して分析する

X (旧Twitter)で拡散を狙うためには日々トレンドをチェックし、ユーザーの関心や動向を把握することも大切です。ただ、X (旧Twitter)上には毎日たくさんの情報が飛び交っており、その時々のトレンドを把握することは手間と時間がかかります。このようなときにおすすめなのがSNS運用ツールです。トレンドや関連語などの分析を簡単に行えるツールがあり、効率的かつタイムリーに情報を収集できます。「Buzz Finder」はX (旧Twitter)の投稿をほぼリアルタイムで収集し、瞬時に分析・通知するツールです。自社に関する投稿もアラートで通知されるため、素早い現状把握に役立ちます。プロモーション効果やユーザーの生の意見を速やかに把握でき、マーケティングに生かせます。

時間帯や曜日などを踏まえてツイートすることが重要!効果的なプロモーションを実現しよう

X (旧Twitter)で拡散を狙うためには、まずアクティブユーザーの動向を把握することがポイントとなります。活動している時間帯や曜日などユーザーの動向を意識し、ツイートするように心がけましょう。また、自社のターゲット層やフォロワーについて分析をすることも重要です。SNS運用ツールなどを有効に活用して、効果的なプロモーションを実現しましょう。

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