2022/11/22
企業は、どのようにすれば洞察からアクションへ効果的に移行し、そして最終的に優れたビジネス結果に繋げていくことができるのでしょうか。
TIBCO Spotfire®が提供するビジュアルアナリティクスは、ビジネスプロセスと緊密に連携しながら、データのモニタリングと分析が可能です。それだけではありません。最新バージョンであるTIBCO Spotfire® 12には魅力的な機能が搭載されました。その名はTIBCO Spotfire® Cloud Actionsです。
ダッシュボード画面から直接アクションを実行したいと考えたことはありませんか？他のシステムに移って、認証情報を入力してログインし、データを手動で更新する必要はもうありません。TIBCO Spotfire®のプラットフォーム上で、データのビジュアライゼーションから直接Salesforceを更新したり、直接Slackメッセージを送れることを想像してみてください。
TIBCO Spotfire® Cloud Actionsがあれば、それ以上のことが現実になります。
TIBCO Spotfire® Cloud Actionは、洞察と意思決定の間のギャップを埋めるものです。ノーコードでクラウドやオンプレミスのアプリケーションに対してトランザクション（書き込み）を実行することができ、今日の全てのトップ・エンタープライズアプリケーションやデータベースにまたがる無数の業務システムに対してアクションを実行できます。
TIBCO Cloud IntegrationとTIBCO Cloud Live Appsの緊密かつ安全な統合により、TIBCO Spotfire® のユーザーは、BI環境を離れることなく、データ可視化の結果から直接シームレスにトランザクションをトリガーすることにより、SoR（Systems of Record）を更新できます。開発者でなくても、複雑かつ時間を要する統合作業を行わずに、目的に応じたビジネスアプリケーションを高度にカスタマイズして構築することができます。
TIBCO Spotfire® Cloud Actionのアーキテクチャ
新機能追加は素晴らしいことですが、セキュリティを忘れてはいけません。TIBCO Spotfire® Cloud Actionは、トークンベースの認証モデルを使用しており、プラットフォームから外部システムへの安全な接続を保証します。データ関数やスクリプトと同様に「信頼モード」を使用することで、すべてのクラウドアクションは認証されたユーザーによって構成されていることを確認できます。
この新機能がどのようにワークフローを高速化できるか、いくつかの例を見てみましょう。
製造業：ワークフォースシステムで自動制御プロセスを起動するか、ジョブをスケジューリングによって、品質管理ダッシュボードに表示されている故障機器のシャットダウンや再構成を行う。
銀行業：機械学習モデルによって検出された潜在的な不正を分析し、分析レポートをリスクマネジメントシステムに送信する。
エネルギー：リソース監視ダッシュボード上に表示されている故障したタービンのエンジンを停止し、メンテナンスのスケジュールを設定する。
輸送：リソース監視ダッシュボード上でルートと速度を調整しながら、悪天候を回避するためのルートを再設定する。次に、更新された到着時刻を予測し、乗組員管理ダッシュボードで荷下ろしや給油のための時間枠をスケジュールする。
政府機関：予測不可能な事態に対応するため、リアルタイムでオペレーションを管理しながら、対応可能なスタッフをインシデント調査に割り当てたり、スタッフのスケジュールを管理する。
業種を問わず、TIBCO Spotfire® Cloud Actionを活用することで、従業員が利用するシステムにインサイト（洞察）を提供します。シームレスなトランザクションをトリガーして、インサイトとアクションの間のギャップを埋めることができます。
TIBCO Spotfire® Cloud Actionの実際の動作をご覧いただきたい場合は、Dr.Spotfire/Dr.Integrationによるライブセッション（英語）をご覧ください。セッションでは、何百もの業務システムを横断して、どのようにアクションを起こすことができるのかを見ることができます。
TIBCO Spotfire® 12では、TIBCO Spotfire® Cloud Action以外にもいくつかのアップデートが実施されています。その他の機能およびアップデートについては、こちらの記事をご覧ください。
TIBCO Spotfire® は無料トライアルを提供しています。この機会にぜひSpotfireを体験しましょう！
