NPS®ベンチマーク調査 2019
【転職関連サイト・転職エージェント】

転職サイトでは求人案件の信頼性改善に期待。転職エージェントではキャリアアドバイザーのマッチング力向上に高い期待

2019/10/02

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、転職関連サイトおよび転職エージェントの利用者を対象に、顧客ロイヤルティを測る指標であるNPSのベンチマーク調査を実施しました。有効回答者数は、転職関連サイト部門(以下、転職サイト)が1,112件、転職エージェント部門(以下、転職エージェント)が1,055件でした。

<調査対象企業(アルファベット順、50音順)>
転職関連サイト部門:
BIZREACH(ビズリーチ)、DODA(デューダ)、Indeed(インディード)、エン転職、マイナビ転職、リクナビNEXT

転職エージェント部門:
DODA(デューダ)エージェントサービス、エン エージェント、ジェイ エイ シー リクルートメント、パソナキャリア、マイナビエージェント、リクルートエージェント

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転職サイト1位はIndeed(インディード)、転職エージェント1位はジェイ エイ シー リクルートメント

転職サイト6社のうち、NPSのトップはIndeed(インディード)(-20.1ポイント)となり、最下位の企業との差は36.4ポイントでした。NPS平均は-44.0ポイントと、昨年比+0.5ポイントとなりました。上位2社のNPS平均が-26.4ポイントとなった一方、下位4社の平均が-52.7ポイントとなり、二極化の傾向が見られました。
また、転職エージェント6社のうち、NPSのトップはジェイ エイ シー リクルートメント(-28.7ポイント)となり、最下位の企業との差は11.2ポイントでした。NPS平均は-35.5ポイントとなり、昨年比+2.0ポイントとなりました。

NPS

転職サイトでは、求人案件の質や信頼性がギャップ項目に

転職サイトにおいて、12の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにもかかわらず満足度がのびなかった(重要度と満足度のギャップがもっとも大きかった)項目は「年収、役職など希望にあった転職の実現」、次いで、「求人案件の質の高さ」、「求人案件の情報の信頼性」など、情報の質に関する項目となりました。また、12の要因別満足度すべてにおいて、NPS上位2社が満足度トップ2となり、上位企業と下位企業の間に満足度の差がみられる結果となりました。
NPSセグメント別に12の要因別満足度を分析したところ、「推奨者」は「中立者」に比較して、「面接の通りやすさ」、「希望にあった転職の実現」で満足度が特に高くなっており、面接や転職の実現がロイヤルティに寄与した結果となりました。一方、「批判者」は、「中立者」と比較して「求人案件の豊富さ」、「求人案件の質の高さ」への満足度が特に低くなっており、ギャップ項目でもある求人案件の量や質に対する不満が推奨度を押し下げる結果となりました。

転職エージェントでは、キャリアアドバイザーのマッチング力がロイヤルティに影響

転職エージェントにおいて、20の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにもかかわらず満足度がのびなかった(重要度と満足度のギャップがもっとも大きかった)項目は「自分にあった案件の紹介」、次いで、「年収・役職など希望にあった転職の実現」となりました。「自分にあった案件の紹介」は、満足度が低かった一方、重要度は高く、キャリアアドバイザーのマッチング力への高い期待が見られました。
また、NPSセグメント別に20の要因別満足度を分析したところ、「推奨者」は「中立者」と比較して、「カウンセリング力」、「ウェブコンテンツの豊富さ・質」の満足度が高く、キャリアアドバイザーを含む提供サービスへの評価が、推奨度を押し上げる結果となりました。一方、「批判者」は「中立者」と比較して「自分にあった案件の紹介」、「カウンセリング力」、「専門的な知識」への満足度が低くなっており、キャリアアドバイザーに関連した不満が推奨度を押し下げる結果となりました。

個人年収別では、転職サイトでは500万円以上800万円未満の層が、転職エージェントでは年収800万円以上の層のNPSが最も高い

回答者の個人年収別にNPSを分析したところ、転職サイトでは、「500万円以上800万円未満」の層が、NPSが最も高い結果となりました。一方、転職エージェントでは、年収が高い層ほどNPSが高く、「800万円以上」の層が最も高い結果となりました。

図 個人年収別NPS

図 個人年収別NPS

年収別の要因別満足度を分析したところ、転職サイトでは、「業界や役職、年代等に特化した専門性の高さ」や、「スカウトメールの適切さ」、「希望にあった転職の実現」への評価が年収500万円以上800万円未満の層で特に高い結果となりました。 また、転職エージェントでは「スカウトメールの適切さ」、「面接の通りやすさ」、「応募先企業との交渉力」の満足度が年収800万円以上の層で特に高い結果となりました。

ロイヤルティが高いほどポジティブな口コミ件数が高い

過去1年間に利用者が発信したポジティブな口コミの件数を分析したところ、転職エージェント、転職サイトとも、「推奨者」(推奨度が「9」~「10」の回答者) は「批判者」 (推奨度が「0」~「6」の回答者) の約5倍、口コミを発信していました。

<調査概要>

【転職関連サイト部門】

  • 調査対象企業(アルファベット順、50音順): BIZREACH(ビズリーチ)、DODA(デューダ)、Indeed(インディード)、エン転職、マイナビ転職、リクナビNEXT
  • 調査対象者: インターネットリサーチモニターのうち上記転職関連サイト利用者
  • 調査方法: NTTコム リサーチによる非公開型インターネットアンケート
  • 調査期間: 2019/09/03(火)~ 2019/09/05(木)
  • 有効回答者数: 1,112名
  • 回答者の属性:
    • 【性別】男性:66.8%、女性:33.2%
    • 【年代】20代以下:23.4%、30代:27.9%、40代:23.3%、50代:11.6%、60代以上:13.8%

【転職エージェント部門】

  • 調査対象企業(アルファベット順、50音順):DODA(デューダ)エージェントサービス、エン エージェント、ジェイ エイ シー リクルートメント、パソナキャリア、マイナビエージェント、リクルートエージェント
  • 調査対象者: インターネットリサーチモニターのうち上記転職エージェント利用者
  • 調査方法: NTTコム リサーチによる非公開型インターネットアンケート
  • 調査期間: 2019/09/03(火)~ 2019/09/05(木)
  • 有効回答者数: 1,055名
  • 回答者の属性:
    • 【性別】男性:70.3%、女性:29.7%
    • 【年代】20代以下:25.7%、30代:28.7%、40代:22.4%、50代:11.8%、60代以上:11.5%
NPSベンチマーク調査レポート最新版【転職関連サイト・転職エージェント】

NPSベンチマーク調査レポート最新版 2019年
【転職関連サイト・転職エージェント】

転職関連サイト6社および転職エージェント6社のNPS(ネットプロモータースコア)およびロイヤルティ要因についての分析レポートです。
重要な要因についての分析等や、個人年収別NPSなどを掲載しています。